
長野県飯田市のハヤシファームが誇る、「Honey Babe」。中でもハチミツを与えて育てた、脂の甘みが随所に感じられるのは、しゃぶしゃぶ用にスライスされたバラ肉です。
晩秋のこれからは、こんな豚しゃぶで身も心もホッコリしたいものです。
ぼくはハヤシファームから冷凍で取り寄せた「Honey Babe」の豚肉を、冷凍庫に常備していることもあり、手間のかかる料理よりも、ちゃちゃっと簡単に豚しゃぶにしてしまうことも多いです。
ハヤシファームのHoney Babeは、こちら!https://hayashifarm.jp/info/1105784
ぼくは土鍋に、昆布と鰹の荒節で煮出した出汁を満たし、カセットコンロの火にかけながらHoney Babeのしゃぶしゃぶ用バラ肉を、しゃぶしゃぶっとし、旭ポン酢に山椒粉をたっぷり振りかけていただきます。まずはしっかりお肉を戴き、Honey Babeの脂の旨味が出汁に入り込んだところで、白菜やキノコにネギなど、冷蔵庫に残っている野菜を投入し、美味しく野菜もいただきます。
とは言え、そうそう食べれるものではありません。ですから毎回、お肉と野菜のしゃぶしゃぶの残骸が残ってしまうため、翌日は味噌仕立てにして、豚汁風に早変わりです。それでもまだ残ってしまうと、そのまた翌日には冷ご飯を豚汁風しゃぶしゃぶの残り物と鍋で煮て、お母ちゃんの味の懐かしいおじやにするってぇのが、食材を無駄にしないぼくの流儀です。って、一回しゃぶしゃぶをやれば、少なくとも3日はそれに一手間加えるだけで調理も済み、手抜きクッキングには持って来いってぇのが本音です(笑)
今回は3日目の味噌おじやも残ってしまい、さて4日目に何としたものかと、捻り出しましたる作品がこの「なぁ~んちゃって味噌おじやドリア」でございます。
作り方は、超ずぼら。おじやの残りは、ご飯粒が豚汁の汁を吸ってしまっていますので、それをレンジでチンして温め、グラタン皿に盛り付け、上からとろけるチーズたっぷりかけて、後はオーブントースターでチーズに焦げ目が付くまで焼き上げれば完了です。
しかし侮るなかれ!和風の味噌も、西欧のチーズだって、共に立派な発酵食品です。ですから相性たるや抜群!キリン一番搾りにも、白ワインにもピッタリで、これだったらお子さん向けにも最適です。ぼくはたまたま豚しゃぶから豚汁、そして味噌おじやと転じましたが、普通の味噌鍋の残りで作ったおじやの残り物や、味噌汁から作ったおじやの残り物でもピッタリです。是非一度、騙されたと思って、こんな超ずぼらなクッキングも実践して見て下さい。
このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。