「がんもどきのなぁ~んちゃってクラムチャウダー」

おでんって、ついつい食べたい具を買い過ぎて、鍋に入りきらないことが多々あります。

ぼくもご多分に漏れず、厚揚げ、絹揚げ、蒟蒻、はんぺん、大根と入れすぎ、肝心要のがんもどきが入る余地も無く、冷蔵庫で保存してありました。

賞味期限も迫り、そろそろ何とかせねばと、がんもどきを精進料理の肉に見立て、洋風のおでんにしてしまえってなもんで、編みいだしましたる作品がこの「がんもどきのなぁ~んちゃってクラムチャウダー」でございます。

作り方は至って簡単。

まずはがんもどきを1/4にカットしておきます。

次に鍋に牛乳、生クリーム、すり下ろしたパルミジャーノレッジャーノ、コンソメ、塩、コショウ、白ワインでお好みに味を調え、そこにバターで茶色くなるまで炒めた玉ねぎの乱切りと、アサリの水煮缶詰を汁ごと加え、お好みに味を調え軽く一煮立ち。

一煮立ちしたら、その中にがんもどきを加え、さらに一煮立ちすれば完了。

スープ皿に盛り付け、ドライパセリを彩で振りかければ完了。

このクリーミーなクラムチャウダーのアサリの風味と、がんもどきの中のヒジキが、絶妙のコンビネーションで、大変ご機嫌なスープディナーとなり、キリン一番搾りと白ワインにぴったりとなりました。なんだか洋風おでんのようでもありました。

これまた老若男女問わずお楽しみいただける、意外な一品となりました。ぜひ皆様もお気に召したら、お試しあれ!

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「クライストチャーチのモーニング!」

やっぱりぼくの朝は、キャフェラテからです!だいたい一杯では足らず、少なくても二杯は飲んでしまいます。

そして朝食の定番は、お店によって具材も盛り付けもソースもことなり、それはそれで愉しみな「エッグベネディクト」です!

ベーコンとマッシュルームにホウレンソウ、時にはグリルトマトが添えられていたりしたら、もうご機嫌です!

黄色い自家製のマヨネーズソースが、これまた美味しかったですねぇ。

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「クライストチャーチのパンティングボートとクラブハウスのモーニング!」

クライストチャーチの中心部を流れる浅瀬の川では、パンティングボートの周遊が楽しめます。

イタリアのベネチアの湾に面したゴンドラとは、一味も二味も異なりますが、これはこれでニュージーランドらしさを満喫出来て、ゆったりとした気分が味わえます。

そしてこちらが、カフェを併設するクラブハウス。朝ご飯は、パンティングに出る前に、こちらのクラブハウスのカフェでいただくことに。

出来立てのクラブハウスサンドやパイにケーキと、所狭しと並んでいました。

その前に、カフェの奥にあるパンティング乗場と、クラブハウスの下見へ!

湾に面した運河を行くベネチアのゴンドラとは異なり、船底の浅い川船がパンティングボートです。

何棟も立ち並ぶボートの格納庫と、カンカン帽を被った船頭さんです。

さあ、そろそろ次回は、朝のモーニングセットをご紹介いたしましょう。

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「TVクルーと皆でシェアディナー」

まずは、定番のフィッシュ&チップスです。これもスタンダードですが、盛り付け一つで随分お洒落になるものです。

20数年ぶりに南島の最南端から30kmほど海峡を渡った島「スチュワート・アイランド」で発見された、カカポの雌の雛鳥「HOKI(マオリ語で「復活」の意。全国の小学生からの公募で決まった名前です)」。ぼくは若鳥に成長したHokiと、北島と南島の間のクック海峡に浮かぶ、カカポリザーブである「モード・アイランド」のカカポリウムで、3度逢うことが出来たものですた。その時出逢ったのが、Hokiが雛鳥から大人になるまで、献身的に保護し続けていた保護官の「ギディオン・クリモ」でした。ギディオンとは一緒に、島内に仕掛けた天敵の罠をチェックしたり、モード・アイランドに放たれているHoki以外のカカポ達の、フィーディングステーションを巡り、ナッツを何粒食べたとか、ハチミツ入りの水をどれだけ飲んでいるか、またリンゴやクマラ(サツマイモ)を何切れ食べたかを、克明に記録して回る巡回に付き合ったものです。

ギディオンは田舎育ちで、子どもの頃からニュージーランド・ネイティブな鳥たちの保護官になりたいと、ボランティアでDepartment of Conservation(自然保護省)の様々な活動に参加していたそうです。そしてハイスクールを卒業すると、保護官として採用され、やがてカカポの救世主となるHokiの飼育担当となったのです。ある日ギディオンと他愛ない話をしていた時の事。田舎育ちだったので、ウエリントンやオークランドで、いつかフィッシュ&チップスを食べるのが、若い頃からの夢だったと照れ臭そうに笑った顔が、とても印象的でした。そんなピュアな男だからこそ、絶対に死なせてはならない、全国民が注目していたHokiの担当になれたことが、彼の最大の誇りでもあったのです。

たしかぼくの拙い記憶では、1992年に3羽生まれたカカポの雛の内、たった1羽だけ生き残り、その後多くの子を成し、目覚ましいカカポ復活劇の原動力となったのが、そのHokiです。

それから10年。Hokiの10歳の誕生日を祝い、首都ウエリントンでお祝いのパーティーが開催され、当時のNZヘレン・クラーク首相からギディオンに感謝状が贈られたそうです。

何だか以来、フィッシュ&チップスを目にすると、ギディオンの顔が浮かんでなりません。

これが若き日のぼくと、Hokiです。

続いては、NZ名産ムール貝の、白ワイン&ブルーチーズ蒸しです。ぼくはモード・アイランドに渡るためのハブロックの港にあった、「マッセルボーイ」と言うシーフードレストランで食べた味が忘れられず、これまでにもご奇特な方からいただいた、広島の岩ガキを殻ごと大鍋に入れ、1ℓ入りの安物白ワインを丸ごと使って、そこにブルーチーズを加えて、煮立てて食べたものです。これがまた白ワインにピッタリ!

こちらはシーフード・グラタン。これも美味しかったものです。

こちらはガーリックとブラックペッパーのシュリンプソテー。ヨーグルトマヨネーズ風味のディップソースが、これまた絶品でした!

お腹も一杯で外に出ると、こんな黄金色のTASOGAREでした!

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「クライストチャーチに近いシーフードレストラン」

ニュージーランドの南島の最大の都市、クライストチャーチから車で30程の入り江のところにある、シーフードレストランです。

残念なことにこの入り江は、木材の積出港であるようで、湾の周辺のロケーションは今一でしたが、シーフードの味は抜群でした。

ちょっと恋人とムーディーな夜のデートには、日が暮れて周りのロケーションが見えなくなってからじゃないと、興ざめかもしれませんね。

店内はこんな感じです。

まだ日暮れ前ですが、どんどん客席が埋まってしまう人気ぶりで盛況でした。

肝心要のシーフードのお料理は、次回のブログで!

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「ほろ酔いLiveの打ち上げ二次会の模様です!」

レコーディングエンジニア和田さんご提供のスナップです。

無事にLiveが終了すると、そのまま二次会にご出席の約2/3ほどのお客様がお待ちくださっていました。

すると落ち武者ヤマもモさんがギターで伴奏を付け、日置江のヒロちゃんと黄色いモンブランさんが代表で、「Happy Birthday~君が生まれた夜は」を唄って、約3週遅れでぼくの誕生日を祝ってくださいました。

またバースデーケーキも2個、そしてモエ・エ・シャンドンのブリュット・アンペリアルのシャンパンまでご用意いただき感激でした!

レコーディングエンジニア和田さんご提供のスナップです。

シャンパンのコルク抜きは、今年2月のリサイタルの本番で、ブーブクリコのコルクを本番直前の舞台袖で飛ばしてしまい、せっかくの「泪にCheers」の演出を台無しにした、ハートさん命名の「ガッキー」がリベンジです!

ところがこれがまた屁っ放り腰で・・・。

レコーディングエンジニア和田さんご提供のスナップです。

これまでにも、このブリュット・アンペリアルを、シャンパンクープも無く、紙コップで仕方なしに呑んだ事はありましたが、今回は何と何とラッパ呑みをさせていただき、これまた大感激でした。

皆様本当にありがとうございました。

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「ほろ酔いLiveにゃ、やっぱキリン一番搾りだぁ!」

レコーディングエンジニア和田さんがご提供くださった、ほろ酔いLiveでのイメージショットです。

ビアタンブラー越しに、ギターを抱えて歌っているぼくが、ぼやけて見える素敵なアングルですねぇ。

一人で約2時間、キリン一番搾りで喉を潤しながら、楽しく歌い上げる事が出来、幸せな気持ちで一杯でした。

もうそろそろお代わりを所望せねば!

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「お行儀の良いマガモたち!」

新堀川の川岸に、なんとマガモが勢揃い!

東京五輪を前に、競泳でも始めるかのようです。

しかし微妙にコースとコースの間隔が開いているのが、妙に気になってしまったものです。

そしてぼんやりと眺めていると・・・。

一羽がまだホイッスルも鳴っていないと言うのに、フライングです。すると隣のコースのマガモ選手も釣られてフライング!

他のマガモ選手たちの冷ややかな視線・・・。

そんな風に、ぼくには見えて仕方ありませんでした。

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「雨のメモワール」

通り雨が行き過ぎた黄昏時が、ぼくはとてもロマンティックに想えてなりません。

皆様はいかがでしょうか?

街路樹の葉をポツンポツンと伝い落ちる雨粒。暮れなずむ西陽に染め上げられる、濡れた街並み。何だかちょっと切ない物語が始まりそうな、そんな予感すら覚えてならなかったものです。

通り雨が上がって、心が晴れやかになりそうにも思えますが、それが真昼間ならともかく、黄昏時ともなってまいりますと、ちょっとだけセンチメンタルな気分が掻き立てられることもあります。心の中にわだかまったままの、まるで古傷が疼くかのように。そんな心境をテーマにした曲です。

今夜はまず、「雨のメモワール」という曲を、弾き語りでお聴きください。

ぼくの曲の中では珍しく、「ぼく」という一人称ではなく、ちょっとキザったらしくって言うか、大人ぶってと言うか「俺」を使っています。よくよく考えて見ると、ぼくもオフィシャルには「ぼく」を多用する傾向にあると思います。「俺」という一人称を使う場合は、よっぽど心を許した相手との、男同士の席だけのように思います。

そしてなにより、この曲のシチュエーションで登場する人物には、「ぼく」よりも「俺」の方が、より相応しいと感じたからかも知れません。

「雨のメモワール」

詩・曲・唄/オカダミノル

通り雨よ何処まで行くんだ 急ぎ足でこの街を過ぎて

何処かの街角で あいつを見たら伝えて

この俺は今もあの店の 壁のポスターを相手にして

酔い潰れているはずと そっと伝えて欲しい

  雨のメモワール風に揺れ 古傷がまた痛む

  色褪せたページから浮かぶ記憶 思い上がりの日々が

通り雨が過ぎたこの街は 鮮やかな黄昏のスクリーン

すれ違う人並みに ふとあいつを探す

  雨のメモワール風に揺れ 過ぎし日の愚かさが

  ページと共に心締め付けるよ 独り善がりの恋と

 雨のメモワール風に揺れ 戻れぬあの一時

  最後のページを繰る指先から 滲む遠き日の影

誰かの事を好きになると、ついつい周りが見えなくなったり、相手の気持ちよりも自分の想いの方がドンドン空回りし、まるで恋している自分に酔いしれてしまった、そんなご経験をお持ちの方もおいでではないでしょうか?

しかし所詮、そんな独り善がりの恋は、長くは続かないものかも知れません。

いくつか恋の痛手を経験しながら、人として成長してゆかねばならないのでしょうね。

続いては、CDのバンドアレンジされた「雨のメモワール」を、お聴き比べください。

★毎週「昭和の懐かしいあの逸品」をテーマに、昭和の懐かしい小物なんぞを取り上げ、そんな小物に関する思い出話やらをコメント欄に掲示いただき、そのコメントに感じ入るものがあった皆々様からも、自由にコメントを掲示していただくと言うものです。残念ながらさすがに、リクエスト曲をお掛けすることはもう出来ませんが…(笑)

今夜の「昭和の懐かしいあの逸品」は、「年賀状の芋版」。ぼくも小学生の頃、サツマイモで芋版を彫ったものでした。なんせ筆不精者でしたから、少しでも手抜きできるようにと。お母ちゃんからサツマイモの輪切りを、一枚二枚と貰っては。ところがこれが中々思うように上手く彫れません。何度も何度も失敗し、その度お母ちゃんから嫌みの一言でも言われながら、渋々一枚二枚とサツマイモの輪切りを貰ったものです。何とかかんとかやっとのことで、芋版を完成させた夜。わが家の晩ご飯は、天麩羅でした。するとお父ちゃんが、食べかけの天麩羅を箸で掴んだまま、衣の下の実の部分を眺めているじゃないですか!「なんやこの芋天!なんやら緑色やら赤色なんやけど・・・」と。そうなんです。ぼくが芋版に絵の具を塗って、年賀はがきに刷った後のサツマイモまで、お母ちゃんが天麩羅に揚げてしまっていたのです。するとお母ちゃんは、「お父ちゃん!凄いわ!それ大当たりやわ!」と、煙に巻いてしまったのです。

今回はそんな、『年賀状の芋版』に関する、皆様からの思い出話のコメント、お待ちしております。

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「残り物クッキング~白エビと柚子に塩昆布入りチンゲン菜の姿漬け」

先日、ほうずきさんから、チンゲン菜が採れて仕方ありません。炒め物くらいしか思いつかないので、何か他のアイデアを教えていただけませんか?と、そんなリクエストをお寄せいただいておりました。

ぼくもこれまでは、せいぜい中華風の炒め物か、クリーム煮くらいしか思いつかないので、これではいけない!もう一工夫できないものかと、冷蔵庫の中を繁々と眺めてみました。すると随分前にいただいた、富山の干し白エビの残りがあるじゃないですか!これだあっとばかりに編みい出しましたる作品がこの、「白エビと柚子に塩昆布入りチンゲン菜の姿漬け」です。

まずチンゲン菜をよく水洗いし、根元の部分を切り落とし、塩をたっぷりと振り掛け、大きめのジップロックの中へ!

続いて柚子の皮1個分を包丁で薄目に切り取り、柚子を絞った果汁と共にジップ・ロックに入れます。

そしてあとは塩昆布と、干し白エビも袋の中に投入し、袋をロックしてから、軽く手で揉み混ぜ冷蔵庫で一晩寝かせれば出来上がり。

チンゲン菜の姿漬けに柚子の香りが染み、塩昆布と干し白エビの海のミネラルと旨味成分が見事に融合し、キリン一番搾りのあてには最高の肴となりました。

翌日は、残った1枚のチンゲン菜の姿漬けで、炊きたてご飯のおにぎりを巻いて、熊野の郷土料理の「めはり寿司」のようにいただきました。これまた美味しかったぁ!

富山の干し白エビがなくっても、干し桜エビやホタテの貝柱の干物でも、きっと美味しくいただけるはずです。ぜひ一度お試しあれ!

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