「なごや『大須下町探偵社』」第71話

大変失礼いたしました。またやっちまったぁー!70話の後に、本来はこの文章が71話でした。しかしぼくのうっかりミスで飛ばしており、前回の71話が72話でした。申し訳ございません。

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ふるなび

「なごや『大須下町探偵社』」第71話

カルロス「わたし無実ヨ!

     なのに奥さん、ゆうべわたしのこと、『この浮気者めっ!』って殴っ

     た!

参考

     何回も、何回もネ!・・・わたしさっぱり判らないヨ。

     だからわたし、奥さんに聞いた。

     何で殴る?

     わたし、いつ浮気した?

     そしたら奥さん言った。

     わたしの荷物片付けてたら、女からのラヴレター見つけたと。

参考

     そしてその手紙に『ずっといつまでも、あなたに抱かれていたい』っ

     て、書いてあったと言った。

     それだけでわたしのこと、浮気してると思って、何度も何度もわたしを

     殴った!」

つぼみ 「それで、喧嘩は収まったの?」

カルロス「わたしその手紙記憶ないネ。

     一体誰からだろうと思って、差出人の名前見たネ。

     ・・・そしたらビックリ!」

拳 太 「で、差出人は?」

ベルーナグルメ

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「転生の追憶」4話

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「転生の追憶」4話

「でも、私たちに限って、このカップルのようなことはないか…」美恵は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

 新婦の怒りは、どうにも納まらない。

「だいたいよ、何で花束贈呈の厳粛な時に、メールの着メロが鳴り出すわけ?しかも何でタキシード姿で携帯なんか持ってんのよ!」

写真は参考

「だから、それは…」

参考

「何が前祝いに連れてかれたっつうキャバクラの女から、『今度は朝までネ』なのよ!おまけにベッドで仲良くハグハグしてる写メ付きだなんて。花束贈呈楽しみにしてた家の親父なんて、もう少しでぶっ倒れるところだったんだよ。ザけんじゃねぇっつーの!」

「何もこんなところで、そこまで…」

確かに新婦のヒステリックな声は、興味本位のギャラリーを呼び寄せる結果となった。

参考

「そういえば、義之さんもあの時…」眼前に繰り広げられる成田離婚の修羅場は、美恵の記憶を呼び覚ました。

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「転生の追憶」3話

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「転生の追憶」3話

◆   ◆   ◆

成田空港出発ロビーは、(うつつ)(わずら)わしさを脱ぎ捨てた旅行者や、現の煩わしさを重ね着し項垂(うなだ)れる海外出張者で溢れかえっている。

写真は参考

出発ロビー入口の自動ドアが、そのどちらにも属さない一組のカップルを吐き出した。

「放してよったら!うんざりなのよ。もう離婚よ!」

「そ、そんなあ…。ハネムーンのお金だって全部払い込んであるんだし、だってキャンセル料とか取られちゃうじゃないか」新郎は片手でカートを押し、新妻を何とかなだめようと必死だ。

参考

「あなたって、この期に及んでも、離婚の心配じゃなくって、キャンセル料の心配?バッカじゃないの?」妻は新郎の手を振り解いた。

新郎は慌ててカートを止め、妻に縋り付かんばかりの形相だ。妻は腕組みのまま、蔑むように新郎を睨みつけている。

参考

二人の直ぐ後ろを歩いていた赤川美恵は、張り詰めたその場の空気を察して立ち止まった。

「やれやれ、これが成田離婚ってやつか」美恵は一週間後に迫った岡田義之との結婚式を想い、憂鬱そうに溜め息をついた。

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「転生の追憶」2話

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「転生の追憶」2話

一年前、貿易商の父に連れられ、女は香港の夜会に出かけた。父は男を、日本への留学経験を持つ、大切な取引先の子息だと紹介した。

参考

それが二人の出逢いとなった。写真はその時に撮影されたものだ。

「この戦争の行く末が、私にはわからない。でもとても恐ろしい気配を感じます。どんな事が起ころうとも、必ず生き抜いてください」

「戦争さえ終わったら、もう一度逢えるかしら」

「私には何もわかりません。ただ一つだけわかっているのは、あなたと巡り逢えて何よりも幸せだったということだけです。こんな別れが待っていなければ」

女は男の胸に顔を埋めた。

「戦争が終わって、二人とも生きていられたら、必ずまた逢えます。でも、もしそれが叶わなかったとしたら、今度こそ戦争で憎しみ合う事の無い、同じ民族として同じ国に生まれましょう」

「…きっと」女は俯いていた顔を上げ、頬を伝う涙を拭いもせず、左手の小指を差し出した。

参考

「私の国のおまじない」

男は、火傷でくっ付いてしまった左手の薬指と小指を広げ、女の小指に絡めた。

「満州に出向かれたお父さんには、あなたが今日九龍(カオルーン)を発ったと打電しておきましよう。どうか、ご心配なく。そしてご無事で」

写真は参考

九龍の港に出船の汽笛が響き渡った。霧雨に打たれる旭日の艦旗が、風を(はら)んだ。デッキで千切れるように手を振る、女の姿が霧に(いだ)かれて行く。男は埠頭に佇み、千切れ去った紙テープを握り締めた。

ふるなび

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「転生の追憶」はじめに

この物語「転生の追憶」は、「海音(かいと)」さん原案で、それにぼくが肉付けをさせていただいた、共著のような思い出深い作品です。

海音さんとは、ぼくが23歳の頃に出逢いました。

当時、某大手広告代理店にお勤めであった海音さんと、一方のぼくはしがない歌唄い。

面倒見がよく誰からも好かれた海音さん。

しがない歌唄いでしかなかったぼくでも、海音さんは親身になって面倒を見て下さり、ぼくも分不相応とは知りつつも、兄貴のように慕わせていただきながら、約40年近くを過ごさせていただきました。

しかし2019年、病に倒れ身罷られてしまわれたのです。

何もご恩返しの一つも出来ず。

ただただ自分のふがいなさを痛感したものです。

この「転生の追憶」は、海音さんが某大手広告代理店で役員に上り詰められた頃、物語の構想をぼくに語られ、それを一つの作品として仕上げる手伝いを頼みたいと持ち掛けられスタートしました。

そうして2008年に書き上がったのが、この物語です。

いつになるか分かりませんが、ぼくも召されてあの世とやらで、もう一度海音さんにお目に掛れたなら、思い出話を肴に一献ご一緒したく、思い出深い共著「転生の追憶」を海音さんに捧げ、ブログでご紹介させていただきます。

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「転生の追憶」1話

朝から細かい霧の様な雨が降り続いている。埠頭に停泊中の客船が、まるでベールにくるまれたようだ。旅支度を整えた日本人が、次々とタラップを駆け上がっていく。

写真は参考

波止場の待合所に佇み、黙ったままその光景を恨めしそうに眺める男女がいた。

一九三七年七月七日夜半。廬溝橋(ろこうきょう)西北で銃声が鳴り響いた。その日、後の世にいう廬溝橋事件が火蓋を切り、八年におよぶ泥沼の日中戦争が勃発した。

参考

ここ香港に於いてはその一週間後、日本国政府が日本人に対する早期帰国令を発布したのであった。

「この愚かな戦争が、私達を引き裂くというのか」男は流暢な日本語を吐き捨て、女を胸元に抱き寄せた。

男は麻のジャケットの胸元に手を忍ばせ、銀の懐中時計を二個取り出し、小振りの時計を女の掌にそっと握らせた。

写真は参考

「ウォンさん…」

「私はこれを君と思って、戦争が終わる日をここで待ちます」男は懐中時計の裏蓋を開いて見せた。

参考

裏蓋の中には、ドレス姿の女の顔写真が埋め込まれている。女も裏蓋をそっと開いた。そこにはタキシードにブラックタイで正装した、男の笑顔があった。

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「なごや『大須下町探偵社』」第78話(最終回)

ご愛読いただき、誠にありがとうございました。

明日からは、また新たな物語が始まります。お愉しみに!

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「なごや『大須下町探偵社』」第78話(最終回)

74 大須商店街アーケード                            

     アーケードを連れ立って歩く、拳太とつぼみ。

つぼみ 「わたしさっき思わず、吉沢さんご夫婦の幸せをお祈りしちゃったぁ!

     ねぇねぇ、所長は何をお祈りしたんですか?」

拳 太 「俺かぁ・・・。俺はさぁ、つぼみから『抱いてください』って、メモ用

     紙貰えますようにって!」

     そう言いながら走り出す拳太。

     真っ赤になって怒りながら拳太を追うつぼみ。

(完)

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「なごや『大須下町探偵社』」第77話

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「なごや『大須下町探偵社』」第77話

72 「サンパウロ」店先から店内    

写真は参考

     店内では、カルロスがエミリーに怒鳴られながらも、忙しそうに立ち回

     っている。

     冬美が拳太とつぼみに見送られ、店を後にして行く。

73 大須身代わり不動                             

写真は参考

     みたらし団子を頬ばりながら歩く拳太と、報告書を小脇に抱えたつぼ

     み。

参考

つぼみ 「(小声で)しかしよくもまあ、あんな口から出任せを、その場でペラペラ

     思い付くもんだこと」

     つぼみの脇から報告書を取り上げる拳太。

拳 太 「(すっかり聞こえている様子)カルロスのお陰さ!」

つぼみ 「本当にあれでよかったんでしょうか?

     報告書も渡さなかったから、売り上げ減っちゃったし・・・」

拳 太 「初恋の相手が、最後の恋の相手だったなんて・・・。

     20年も回り道してたってことか・・・。

     でもな、つぼみ。何も真実だけが、いつも人を幸せに出来るとは、限ら

     ないってことさ」

     そう言いながら報告書を、身代わり不動の賽銭箱に投げ入れ、両手を合

     わせる拳太。

写真は参考

つぼみ 「あああああっ!私の初めて書いた報告書!」

     拳太に釣られて両手を合わせるつぼみ。

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「なごや『大須下町探偵社』」第76話

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Emperor Tamarin(エンペラータマリン)

「なごや『大須下町探偵社』」第76話

71 「サンパウロ」店先のテーブル席                       

写真は参考

     胸の中のしこりが溶け出したように、穏やかな表情の冬美。

冬 美 「そうだったんですか」

参考

つぼみ 「よかったですね」

冬 美 「私ったら、ほんの一瞬でも、夫を疑ってしまって・・・。

     何て夫に詫びたらいいのかしら・・・」

拳 太 「何も詫びることなんてありませんよ。・・・。

     たとえ平凡であったとしても、昨日の続きが今日。

     そしてまた相変わらず平凡な明日が訪れる。

     だとしても、それが一番の幸せってもんじゃありませんか?奥さん。

     幸せと不幸せなんてものは、背中合わせなものなんですよ。

参考

     だから、平凡な幸せを疑った瞬間から、自分が勝手に不幸を招き入れる

     ようなものなんじゃないでしょうか?」

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70 イメージ映像                                

     ホテル風月館の保育ルーム。照明が消えて、架空の婦人と良介が子ども

     たちを寝かしつけている。

参考

拳 太 「(ナレーション)ご婦人といっても、既に60を回った方です。

     直接そのご婦人にあたって、問題のメモ用紙の経緯を確認しました。

     なんでもご主人は、子どもたちと過ごすのがお好きなようで、その日も

     保育ルームで子どもたちが眠りに就くまで一緒だったようです。

     ご主人も膝の上に、一人の子どもを抱いて寝かしつけていたそうです。

     するとすぐ隣で寝ていた子が急にぐずりだし、泣き出してしまったそう

     です。

     ご主人はどうしたものかと、戸惑っておられたようで、そこにあったホ

     テルのメモ用紙に咄嗟に『抱いてください』と書いてご主人に渡したん

     だそうです。

写真は参考

     ご主人がその子を抱き上げ、あやしてやると直ぐにまた寝入ったよう

     で、他の子どもたちを起こさずに済んで助かったとの事でした。

     そして再びメモ用紙に今度は『ありがとう』と書いて手渡されたんだそ

     うです。

     ご主人は、口の利けない障害のあるご婦人と、筆談という形で会話でき

     たことを非常に喜ばれ、そのメモ用紙を宝物のように持ち帰られたそう

     です」

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「なごや『大須下町探偵社』」第74話

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「なごや『大須下町探偵社』」第74話

拳 太 「でも、本当にそれで、奥さんは幸せになれますか?」

     急に涙ぐむ冬美。

参考

冬 美 「(涙ながらに)・・・本当は、・・・本当は、もしも浮気が事実だったと

     しても、やっぱり夫と別れるなんて考えられません!」

     しばらく見詰めあう、拳太とつぼみ。

参考

     拳太は目を見開き、姿勢を正し、冬美を見詰め、意を決したような表

     情。

拳 太 「それでは、ご報告いたします。

     ご主人のツアーを尾行し、調査いたしましたが、該当する女性の存在

     は、全く確認出来ませんでした」

     驚いて拳太を見詰めるつぼみ。

参考

冬 美 「・・・それじゃあ・・・あのメモ用紙は?」

拳 太 「ご主人の×1ツアーには、子連れの参加者も多く、子どもたちを預かるサ

     ービスがありました。

     その保育スタッフの中に、口の利けないご婦人がおられ、その方が問題

     のメモを書いた人物でした」

冬 美 「じゃあ、その方が怪しいのでは?」

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