「残り物クッキング~焦がしチーズの網焼きどんこ椎茸 キャビア添え」

「焦がしチーズの網焼きどんこ椎茸 キャビア添え」

頂き物で、とうに賞味期限を切らしていた、瓶詰のキャビアがあり、それを何とかワインのあてにと考えたのが、この「焦がしチーズの網焼きどんこ椎茸 キャビア添え」でございます。

まずどんこ椎茸の石づきを切り取り、そのままオーブントースターでどんこ椎茸本体と、切り取った石づきも焼き上げます。

その間に、小さめの鉄板プレートにとろけるチーズをたっぷり投入し、少し白ワインを加え直火で焦がしておきます。

しいたけが焼き上がれば、焦がしチーズの中に埋め込み、あとは空いたスペースにキャビアを添え、彩でパセリのみじん切りを振り掛ければ完了。

塩コショウも全くしませんでしたが、チーズとキャビアの塩味とが染み出て、丁度良い塩梅でこれまたNZマールボロ産のソービニヨンブランが、グビグビと進んだものです。

「ついに石割桜が!」

これが裁判所と岩手県庁前の「石割桜」

「壬生義士伝」の中で、遠い故郷を主人公の吉村貫一郎が偲ぶシーンで、何度となく登場する「石割桜」。南部の武士は、石を割って咲く石割桜の様であれと、藩校の助教を務めながら、子どもたちに教え諭したものです。

ついに、ついに、南部盛岡の石割桜が目の前に!何ものにも屈することも無く、己が信念を貫き通す南部武士のような、気高いその姿に、心が震え出し感極まってしまったものです。

巨大な花崗岩を割って枝を伸ばす石割桜

観光パンフレットによれば、樹齢360年以上と言われるエドヒガンザクラで、毎年4月中旬にきれいな花を咲かせるそうです。一度は満開の石割桜に、お目に掛かりたいものです。

石を割ってまでも枝を伸ばし咲く石割桜に、ぼくもあやかりたいものです。とは言え、生来の怠け者ですから、これがいささか困った点ですが・・・。

石割桜に逢えただけでも、今回の『穢れ落としの旅』の大いなる意味があったのだと痛感したものです。

どこから眺めても、石割桜の不屈さが感じられます。

南部盛岡の皆さんにとって、この「石割桜」は、故郷の魂なのかもしれないとさえ思えたものです。

お陰様でぼくも、石割桜から不屈の魂の欠片を、頂戴できたようなそんな気がいたします。

「残念無念!返す返す悔やまれる蓑虫くん」

7日15:49には、既に蓑虫くんはどこへやら・・・。

夕方になって時間が出来たため、どうにも気になって仕方なかった、ビルの入り口につり下がっていた蓑虫くんを探しに出かけました。

一応、家に連れ帰ることも想定し、ビニール袋にティッシュをクッション代わりに敷き詰めたものまで持って行っては見たものの・・・。

隅から隅まで、隣の建物も見て回ったものの、蓑虫くんはどこへやら。

やっぱりあの時すぐに引き返し、ちゃんと家に連れ帰ってやらなかったのだろうと、返す返す悔いが残ってしまいました。

元気でいてくれよ~っ!蓑虫くんよ!

「小さな冬支度」

こんなビルの入り口の天井から・・・。

今朝ウォーキングで歩いていると、こんな不思議な光景に出くわしました。

ビルの入り口の天井から糸が垂れ下がり、何やら焦げ茶色した細長いものが風に揺れ、ブラブラしてるじゃありませんか!

やや、奇妙な蜘蛛かな?と、近付いて見ると、なんと蓑虫じゃないですか!

体長2cmほどの蓑虫

ウォーキングの途中でしたので、スマホに収めいつもとは違うコースをひと歩き。

家に戻ってシャワーを浴びながら、もし誰かが蜘蛛と間違えて、箒で叩いてしまったりしないだろうか?

せっかく蓑を纏って、冬支度を終えたばかりだと言うのに・・・。

家に持ち帰って、観葉植物の枝に引っ付けてやればよかったろうか?と、そんなことばかりを考えてしまいました。

後でもう一度見に行って見て、まだビルの入り口にぶら下がっていたら、ビルの方に声をお掛けして、持ち帰ってこようかとも思っております。

そう言えば子供の頃、よく仲間たちと蓑虫の蓑を剥いで、幼虫を剥き出しにして色とりどりの毛糸を細かく切り、段ボールの菓子箱に入れ、カラフルな蓑を纏わせて遊んだことを、懐かしく思い出したりもしました。

でも家に持ち帰って同居するのは、餌もやらなくていいし、散歩に連れ出さなくてもいいし、下の世話の必要がないのはよいものの、ついつい蓑虫が同居していることを忘れ果て、来春になっていきなり蛾の成虫になって飛び回られるのもいかがなものか・・・。嗚呼、悩ましや!

「県庁前の栃の木の並木」

県庁前の歩道の看板!

観光パンフレットを眺めながら、石割桜を探していると、奇妙な看板が!

よく見ると、「注意!栃の実が落ちます!」とあるじゃないですか!

栃の木と言えば、ついつい飛騨の山を思い出してしまうせいか、なにゆえこんな町の中にといささかビックリ。

しかしよくよく考えれば、盛岡市内の標高は124m程度のようですが、やはりそこは東北!そもそも緯度が高いわけですから、栃の木が並木になっていたとしても、それはそれ!

話によれば盛岡市では、盛岡広域振興局が2008年から毎年設置している看板とのこと。トチの実は固くて、落ちた実が体に当たったりすることもあり、歩行者や車への注意喚起のためのものだそうです。

看板は一部の市民の間で、盛岡の秋の風物詩の一つとして親しまれ、スマホで看板の写真を撮影する様子も見られるとかで、まさにお上りさん状態のぼくもその一人でした(爆笑)

「鬼の手形の三ツ石神社詣で」

鬼の手形があると言う三ツ石(この右奥にもう一つの巨岩があります)

大きな大きな岩が、神社の境内に!これが鬼の手形が刻まれた三ツ石とか。残念ながら鬼の手形をぼくは見つけられませんでしたが・・・。

注連縄から紙垂が垂れ下がり、結解も張り巡らされているところを見ると、ここが神域であることを実感させられます。

何でも観光案内のパンフレットによれば、この巨岩は花崗岩で、伝説があるそうです。その伝説とは、「もう二度と悪さをしない」と鬼が誓い、巨岩に手形を押したというもので、これが「岩手」の由来とも。またなんとここが、盛岡が誇るあの「さんさ踊り」の発祥の地とも言われているそうなんです。

ぼくがこの三ツ石神社を詣でたのは、午後3時前頃でしたが、それにしてもシーンと静まり返り、誰一人参拝客も観光客もおられませんでした。

盛岡の由来を描いたPOP

ここにも信長の影響が及んでいたのかと、いささかビックリでした!

この三ツ石神社の周りは、穏やかな平地が拓けており、この三つの巨岩がどこから来たのやらと、不思議でなりません。

これが三ツ石神社のご本殿です。

巨岩が大きすぎて、ご本殿がこじんまりと見えてしまう程です。

このアングルからだと、三ツ石が見られます。

「でんでんむしで町巡り」

岩手銀行赤レンガ館

まずは町中巡りをと、観光案内所でパンフレットを物色していると、盛岡都心循環バス「でんでんむし」なるものを発見。

しかも1日フリー乗車券300円を購入すれば、その日の内なら何度乗り降りしても、乗り放題です!旅人にはなんともやさしい交通機関じゃないですか!

ぼくは盛岡駅前から、左回りのでんでんむしに乗車し、南部のお殿様の居城、盛岡城址公園を車窓から眺め、石割桜と県庁、そして市役所をバスの乗って巡り、お目当ての岩手銀行赤レンガ館(中ノ橋支店)で下車いたしました。

すると文明開化の香りがするような、瀟洒な赤レンガ造りの洋館がデーン!

まったく圧倒されました!

何だかシルクハットにステッキでも衝いて漫ろ歩きたいほどです。

街灯が電灯ではなく、ガス灯だったら、これまた黄昏時はきっと素敵に違いありません。

まるで盛岡の銀座通りです。

レンガ館のシックな内装です。

これまた重厚感のあるシックでモダンな造りです。

こんな場所のサロンコンサートで、弦楽四重奏の調べに耳を傾け、うっとりするのも良さそうです。

「開運橋で開運祈願!」

開運橋の袂で

まずは盛岡駅を背に、東に向かって歩き出すと、鮭が遡上する清流「北上川」に架かる「開運橋」に出くわしました。

このところの運気低迷を払拭せねばと、「開運橋」の中央北上川の上に立ち、「壬生義士伝」の吉村貫一郎のお国自慢に必ず登場した、右手に「姫神山」、そして左手に「岩手山」を遠くに眺め、深々と頭を垂れつつ「開運」を祈願いたしました。

開運橋から眺める岩手山

これより北に川は流れ、その先で右へと蛇行してゆきます。

ですからこの開運橋から真正面に見えるのは岩手山であり、澄み切った空に稜線をくっきりと浮かべていました。

「盛岡駅で宮古海鮮丼に舌鼓!」

ランチサービスの宮古海鮮丼

「壬生義士伝」の浪漫散策に先立ち、ランチタイムにもう一杯行くかってなもんで、駅ナカのレストラン街をふらついて見ました。

すると「ランチサービス宮古海鮮丼¥1,080-」のPOPが!

もう迷う必要などありません。

早速「ランチサービスの宮古海鮮丼」なるものと、キリン一番搾りの生中を所望。

それにしても、美味しかったあ!やっぱりはやぶさの車中で、海鮮弁当も選択肢に入りましたが、「いやいや待て待て」と自分の腹を宥め、仙台の牛タンだけをつまみにしておいて良かったと、つくづく思ったほど新鮮でお値打ちでした。

ちなみにすぐ側に「MINORU DINING」が!

もちろんぼくのお店であろうはずもありません。

いわて牛のお店の様でした。

さすがに海鮮丼の後では、もうお手上げ。味わって見たかった、「MINORU DINING」のいわて牛。待ってろ!いわて牛!次回盛岡に来られたら、今度こそ!

「小腹を満たす仙台の牛タン」

おつまみ用厚切り牛タンの網焼きセット

朝9時30分の磐越西線に乗り、まずは会津若松へ。そして9時54分発の磐越西線の郡山行に乗り換え、一路郡山を目指しました。郡山まで1時間17分のローカル線の旅です。

そして郡山で新幹線やまびこに乗り換え、一路仙台へ。仙台駅で今度は盛岡まで、新幹線はやぶさに乗り換えるため、ホームを移動する途中の売店で、このおつまみ用厚切り牛タンの網焼きセットとキリン一番搾りを買い込み、はやぶさの到着を待ちました。

はやぶさの車窓からも、一面に広がる大地の実りカラーに目を休めつつ、わずか44分後には盛岡到着です!

さあ、盛岡に着いたからには、「壬生義士伝」を辿る、浪漫散策の始まりです。