今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

ぼくは晩秋になると、ご覧の練炭や豆炭を想い出してなりません。
小学校から帰ると直ぐに公園で草野球!
ところが晩秋はつるべ落としで日が傾いてしまいます。
公園には蛍光灯の街灯も無く、電柱の上に取り付けられた裸電球だけが、オレンジ色にわずかに燈るだけで、もうとても白球を追い駆けられる状態じゃなくなっちゃって、みんなトボトボと家路に向かったものでした。

「ただいま~っ」と玄関を開けると、「お帰り~っ」の代わりに、「玄関先で豆炭に火熾してや~っ」と、いつになく猫なで声のお母ちゃんの声がしたものです。

いきなりどやしつけられるよりも、猫なで声の方が、ぼくには不気味でならなかったもので、古新聞と枯れ枝を焚きつけにして豆炭や練炭を熾したものでした。

家にもこんな練炭用の器具がありましたねぇ。

ぼくは火鉢の側がとっても好きでした。
熱すぎず、それでいてほんわかとした温もりがあって!

でもそれから数年もすると、火鉢は庭の片隅へと追いやられ、こんな火鉢のような石油ストーブが茶の間に鎮座するようになったものでした。
このストーブは、暖を取ると同時に、お母ちゃんが煮物やら小豆をコトコトコトコトと煮ていたものでしたねぇ。
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