ぼくのお宝シリーズ第2弾「幼き娘の記憶」
『All for you』
詩・曲・歌/オカダ ミノル
All for you この命懸(か)けて君を守るよ
All for you 不器用だから それしか言えないけど
夢ばかりでゴメン 見果てぬ事ばかり だけど願い続ければ いつか叶うはず
諦めちゃダメさ 祈りが零れ落ちる だから合わせた手と手は 決して解かない
All for you この命懸けて君を守るよ
All for you 不器用だからそれしか言えないけど
All for you 命の限り君と生きていたい
All for you 掛替えのない愛を君だけに
今が辛くても 明日だけ信じよう たとえこの先に何が 待ち受けてようと
ぼくには何にも 誇れるものなどない だけど君を守り抜く 力だけはある
All for you この命捧げ君に誓おう
All for you 照れ臭すぎてそれしか言えないけど
All for you 命尽きるまで君と生きていたい
All for you 掛替えのない愛を君だけに
All for you この命懸けて君を守るよ
All for you 不器用だから それしか言えないけど
ぼくのお宝シリーズ第2弾は、娘から貰った非常にチープながらも、父親であるぼくにとっては、やはり何よりの宝物です。
この世にたった一人の娘も、もう26歳。きっと宝物3点のことなど、これっぽっちも覚えてなんぞいないことでしょう。
まず左上の陶板。工作の時間だったのか、それともどこか旅行先の陶芸工房とかだったかで、まだ4つか5つくらいの娘が作ってくれたものです。
真ん中に描かれている犬は、当時わが家で飼っていたバセットハウンドの雌犬「ドルーピー」です。
このドルーピーは、娘がまだ2歳になる前に、子犬でやって来た犬でして、娘にとってはまるで、妹のような存在であったのかも知れません。
身体の弱い犬だったため、子宮を切除したり、胴長犬だったため晩年は腰を痛め、抱き上げるのも拒むほどでした。
しかし娘は、短命だった犬の最期を気丈にも、小学校5~6年の頃、見送ってくれたものです。大したものです。
それにしても人生って奴は厄介極まりないもので、何人(なんぴと)にとっても、出逢いと別れの繰り返しばかりですね。でもだからと言って、それを回避して生きることもさぞや難しい事でしょうから、出逢った瞬間から別れる瞬間に向かって、カウントダウンがひそかに始まっていると、心の何処かで自分に言い聞かせねばならないのでしょうか?それにしても、やれやれ・・・。
さて今日の1曲は、「All for you」です。
この曲をお聴きいただいた感想は、その人その人の今によって、意味合いや感じ方が異なってくるものではないかと思います。
でもどんな風に受け取られるかは別として、もしこの曲に接していただいた瞬間、多少なりともこの曲の歌詞が、またメロディーが、貴方の心と見事にチューニングが合わさり、心震わせていただけたとしたら、この曲もぼくも、きっとこの上ない冥利に尽きるはずです。
今日は、お誕生日のお祝いに合わせて、バラードっぽくフィンガーピッキングで歌わせていただきました。
バンドと共に、CDに収録それたように「ダーダーダ ダダダ」のリズムに乗って歌うのとはまた違って、ちょっぴりしっとりお聴きいただけたなら幸いです。
「All for you」。
君のため?貴方のため?世のため?人のため?
誰かのために、「All for you」。
けっして見返りを求めるのではなく、誰かの笑顔が自分の支えになってくれるから、・・・だから「All for you」。
また一つ、やさしくなれる呪文、それが「All for you」でありたいものです。
オカダミノルRECITAL2017の「もしも生まれ代われたなら」で使用した、3歳の頃のぼくの写真です。
こんな感じて、両親との思い出語りをしたものです。
ちょうど伊勢湾台風で全てを流され、再び被災した南区内田橋にあった、6畳一間のアパート暮らしをしていた頃の写真です。
父も母も忌まわしい戦争を、それぞれにやっとの思いで潜り抜けた世代でした。
ですから父も母も婚期が遅れ、やっとのことでぼくを授かったとか。しかしその1年10か月目に、今度はあの巨大台風に見舞われ、家財道具も何もかも全てが水に浸かったそうです。
まさに家族三人取るものも取らず、必死にアパートの2階へ這い上がったとか。
きっと両親は、幾多の艱難辛苦を命懸けで乗り切り、こんな不出来なぼくでも育て上げてくれたのでしょう。
例えどんなにぼくの出来が悪かろうが、たった一人の息子であるぼくは、両親にとっての「All for you」そのものだったのだと、この年になってやっと気が付いたのですから、全くもって世話がありません。
★Happy Birthday(花屋のたけちゃん)
★ここで新企画のご提案です。深夜放送では、毎週特集のテーマを決めて、昔話の思い出話をメッセージとしてお書きいただき、リクエストいただいておりましたが、今ではそうはまいりません。
そこで毎週「昭和の懐かしいあの逸品」をテーマに、昭和の懐かしい小物なんぞを取り上げ、そんな小物に関する思い出話やらをコメント欄に掲示いただき、そのコメントに感じ入るものがあった皆々様からも、自由にコメントを掲示していただくと言うものです。残念ながらさすがに、リクエスト曲をお掛けすることはもう出来ませんが…(笑)
今週の「昭和の懐かしいあの逸品」は、塩化ビニールのような物で出来た、枯れない花『ホンコンフラワー』。トイレとかバスの運転席の壁とかに、濃い緑色したガラス製の一輪挿しに差してあったのを思い出します。うちのトイレにあったホンコンフラワーの一輪挿しには、埃がしっかり積もっていたものです。『ホンコンフラワー』に関する皆様からの思い出話のコメント、お待ちしております。
このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。