「残り物クッキング~大根バターソテーの鉄板チーズ焼き」

スーパーで1/2にカットされた大根を買って、大根おろしでいただいた後、まだ2/3ほどが野菜室に入ったままでした。

こいつを何とかせねばと、編みいだしましたる作品が、この「大根バターソテーの鉄板チーズ焼き」です。

作り方はこれまた超ズボラ。まず大根を3cm程の輪切りにし、シリコンスチーマーに入れてレンジで4~5分チンして、竹串がスポッと通ったら準備OK。

続いてフライパンでたっぷり目にバターを溶かし、蒸した大根の両面に焦げ目が付く程度に焼き上げます。

その傍らで、鉄板にとろけるチーズをたっぷり入れ、白ワインを少々注いで火にかけチーズを溶かしておきます。

大根のバターソテーが完成したら、チーズのとろける鉄板に乗せ、しばらく火にかけてチーズが一部焦げる程度に焼き上がれば完了。

彩にドライパセリを振り掛け、味噌カツ用の甘味噌を大根に垂らせば完成。

大根とバター、そしてチーズの相性たるや目を見張るほどで、甘味噌がとってもいい感じにアクセントを加えてくれました。

考えて見れば、チーズも味噌も共に発酵食品ですから、ダブルパワーで大根ソテーの旨味を引き立ててくれまして、ついついキリン一番搾りがグビグビと進んでしまいました。

これまたお子様にもお喜びいただけるのは間違いなし。お正月のお節に飽きたお子さんに、ぜひどうぞお試しあれ!

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「除夜の鐘の音」

わが家の周りには、寺町と言ってもいいほど寺が多く、大晦日の夜半になるとあちらこちらから、それぞれに違う梵鐘の音が響き渡り、ベランダに出て寒い夜空を見上げていると、様々な思いが脳裏をよぎってゆくものです。

「鐘も撞木の当り柄」。意味は、「よい音の出るも出ないも撞木次第。連れ添う人の良し悪しで、その人が良くも悪くもなる意。また、よく仕向ければ、相手もこれに報いることのたとえ。 」だそうです。

以前、天職一芸の取材でお邪魔した、三重県桑名市の鋳物師(いもじ)は、「鐘の音は、当り、送り、返し、振りと、余韻と抑揚を含んで鳴り響くもの」と、お教えいただきました。寒空に耳を澄ましていると、老鋳物師が仰った言葉通り、何とも言えぬほど奥行きのある鐘の音に、穏やかな心で一年を振り返ることが出来そうです。

皆様も今夜は厚着でもして、寒空に響く梵鐘の音に耳を傾けられてはいかがでしょうか?心がスーッと静まっていくと思います。

それではどちら様も、良い年をお迎えください。

今年も一年間、誠にありがとうございました。

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「お地蔵さまも、年に一度の煤払い」

またまた昨日のウォーキングの途中、こんな不思議な光景を発見!

お地蔵様の両脇に置かれたプランターから、フラワーアーチが弧を描き、蔓科の植物でも伸びているかと思いきや、何が何が!

よくよく見て見ると、お地蔵様の色とりどりの涎掛けが奇麗に洗濯され、フラワーアーチを物干し代わりに干してあるじゃないですか!

なるほど、お地蔵さまも年に一度の煤払いで、涎掛けまでも奇麗にしていただいて、新しい年を迎えられるのだと、とってもホッコリとした気分に浸れました。

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「いざ!ペガサスワイナリーへ」

クライストチャーチの中心部から、車で40分ほどの所にあるペガサスワイナリー、へ!

なんともお洒落な佇まいです。

予定では、このワイナリーでワインのテイスティングは勿論の事、ペガサスワインにぴったりな食事も、専門シェフが腕によりをかけて振舞ってくださるとあって、俄然戦闘意欲が湧いたものです。

次回はいよいよ、ワイナリーのメインハウスを巡ります。

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「ガーデン・ティーパーティー」

どうです!うっとりするほどの美しいお庭じゃないですか!

お庭の奥には、次が出番の花たちが、大切に育てられ、庭先に飾っていただけるのを、今か今かと待っているようでした。

この老ご夫婦が、コンペティションの栄誉を勝ち取った強者です。

ぼくらがロケにお邪魔すると聞いて、奥様は朝4時起きで、こんな色とりどりのケーキやマフィンを焼いてくれていたんだそうです。

さっそく自慢のお庭のガーデンテラスで、英国式のアフタヌーンティーです。って、実はロケのスケジュールもあり、お昼前の時間帯でしたから、正確にはモーニングティーでしょうか?

それにしても奥様手作りのスイーツは、彩も良く大変おいしゅうございました。

こちらのご夫婦も、2011年のカンタベリー地震で被災され、それまでの自宅が崩壊する被害に遭われたそうです。

それを乗り越え、こちらに移転して、夫婦で力を合わせて再出発を果たしたんだとか。

お二方とも若い頃の知り合いであったものの、その時にはご縁が無く、別々の家庭を築かれたのだとか。

ところが子どもたちが独立し、それぞれに連れ合いが先立ってしまった後で再会し、やがて再婚に至ったそうで、とてもラブラブなお二人でした。

主にご主人が裏方役で、ガーデニングの力仕事担当との事。ニュージーランドでは、家庭的で家事や子育てに献身的に努力されるご主人様を「キーウイハズバンド」と呼びますが、まさにこちらのご主人様も、押しも押されもせぬ「キーウイハズバンド」でいらっしゃいました。

「キーウイハズバンド」とは、ニュージーランドの国鳥キーウイが、雄と雌と一緒になって子育てに勤しむところから、そう名付けられたそうです。

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「気になるクリスマスの終わった後の、街路樹のツリーの行方???」

サンタさんは、無事にお帰りになられたでしょうか?

さて皆様は、素敵な聖夜とクリスマスをお過ごしでしたでしょうか?

ぼくはなぁ~んてこたぁない、普通のいつも通りでした。

以前ブログでご紹介いたしました、あの街路樹の中の植木鉢のクリスマスツリーのその後、どうなったかお知りになりたいですか?

25日のクリスマス当日の朝は、いつものままご覧のデコレーションが施されたままでした。

こんな感じのデコレーションですが・・・。

ところが、26日の朝のウォーキングの折にチェックしてみると、なんと・・・!

はすかいに置かれたテラコッタも、植木そのものも、前日のままですが、見事にデコレーションだけが取り外され、やはり街路樹の植え込みの中にとりのこされているではないですか!

ご近所の誰か、心優しい方が、植え込みの中に捨てられた鉢植えに、クリスマスシーズンだけデコレーションを施し、クリスマスが終わるや否や、またご丁寧にデコレーションだけを取り外していったのでしょうか?

どうでもいいような謎が深まるばかりでした!

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「クライストチャーチと言えば、言わずと知れたガーデニングの盛んな都市です!」

こちらのお宅が、2018年のガーデニング・コンペティションで最優秀に選ばれた、強者ご夫婦のお宅です。

ゆとりある玄関までのアプローチも、色とりどりの花々で埋め尽くされていて、居心地がとてもよく癒されてしまいます。

フラミンゴのような二羽の鳥がアクセントとなり、鳥と鳥の間のウォーターフォールから水が滴り落ち、これまたいい感じの配置でした。

こちらがアプローチを入った玄関です。はてさて、一体どんな素敵なご夫婦とお目にかかれますやら!

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「さあ、いざパンティングへ!」

さあ、パンティングボートに乗り込み、穏やかな流れの川へと繰り出しましょう。

まるでマガモ達が、ぼくらのパンティングボートを先導してくれるかのようです。怯えることも無く、長閑に普通にスイスイ泳いでゆきます。

川の護岸がコンクリートで固められていないため、一際景観が素敵過ぎます。まるで森の中をボートで進んで行くかのように!

クラブハウスを出ると、えっ?キックボード?と思っていました。

しかしどうやらこの「Lime」は、後で調べてビックリ!

人気急上昇の電動スクーターなんだとか。   交通量や駐車場を心配する事もなく、自分の好きな所のLimeに乗って、また別の自分の都合の良い場所で降りちゃってもいい電動スクーターだとか。  携帯アプリを開いて、どのLimeが近くにあって、電気の残量がどれ程かも簡単に確認出来ちゃうのだとか。 またクレジットカードを登録しておくか、金額を設定してチャージしておけば、財布を持っていなくとも大丈夫なんだそうです!

でも、極めてアナログエイジなぼくには、ちょいと荷の重い便利ながら不便極まりないスグレモノかも知れません。トホホ・・・。

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「いよいよ年が明ければ、幻想的なあの飛騨古川三寺まいりです!」

飛騨古川の白壁土蔵が立ち並ぶ瀬戸川沿いでは、1月15日の夜、着物姿の娘御達が列をなし、紅白の和蝋燭を燈し、一心に両の手を合わせ、良縁が訪れますようにと祈ります。

三寺まいりは、親鸞聖人の遺徳を偲び、町の中心部にある「円光寺」「真宗寺」「本光寺」の三つのお寺を巡りお参りをする習わしにちなみます。

明治・大正の頃。飛騨から野麦峠を越え信州へと、糸引きの出稼ぎに行っていた年頃の女工さんらも帰省し、1月15日の三寺まいりの夜、着飾っては巡拝されていたそうです。

この風物詩は、「嫁を見立ての三寺まいり」とまで、飛騨古川の小唄に唄われるほどの、飛騨地方の一大歳時記となりました。その小唄にもあるように、この三寺まいりがやがて若い男女の出会いの場となり、「縁結びのお参り」と言われるようになっていったそうです。

紅白の和蝋燭には、ちゃんと意味があるのです。まずは良縁を願い、その年は白い和蝋燭を燈し、三寺で良縁を祈ります。そしてその願いが叶い、良縁に恵まれたら翌年、紅い和蝋燭を燈し三寺を巡りお礼参りをするのです。

「千の和灯り」「千の祈り」「千の恋」。雪の降る瀬戸川沿いに灯る和蝋燭と、着物姿で一心に手を合わせる娘御達の姿は、威勢のいいお囃子や掛け声もない、静かな静かな「祈り」の祭典なのです。

そう言えばぼくは、これでも一応、肩書もメディアへの露出も、何もかも失いましたが、「飛騨市観光大使」を今でも拝命させていただいております。

飛騨市の都竹市長の粋な計らいに、心から感謝するばかりです。微力ながらいついつまでも、ぼくは「三寺まいり」を唄い続け、飛騨市の観光PRのお役に立ちたいと思っています。

ご奇特なファンの方からご提供いただいた、飛騨市観光大使の委嘱状を飛騨市の都竹市長さんから、受け取らせていただいた委嘱式のスナップショットです。

これが「飛騨市観光大使」を委嘱いただいた時の、記念のスナップです。

この後、三寺の一つでもあります「円光寺」さんの本堂をお借りし、ぼくの楽曲「三寺まいり」を披露させていただきました。

ご奇特なファンの方からご提供いただいた、ミニ・ライブのスナップショットです。

右側のギターリストは、飛騨古川町出身で今尚在住の、生粋の「古川やんちゃ」の倉野君です。倉野君と二人で、まったりと演奏したあの日を思い出します。

今日はまず、ぼく一人の弾き語りで、「三寺まいり」をお聴きください。

「三寺まいり」

詩・曲・歌/オカダ ミノル

瀬戸川に 明りが燈る  雪闇浮かぶ 白壁土蔵

 千の和灯り 千の恋  千の祈り 白い雪

飛騨古川 三寺まいり  娘御たちの 願い叶えや

瀬戸川に 灯篭流し  お七夜(しちや)様に 掌を合わす

  千の和灯り 千の恋  千の祈り 白い雪

寒の古川 三寺まいり  娘御たちに 縁紡げや

 嫁を見立ての 寺詣り  小唄も囃す 白い息

飛騨古川 三寺まいり  娘御たちの 願い届けや

雪の降る夜は、不思議な物でそれほど寒さを感じないから、不思議でなりません。

雪は穢れを覆い尽くし、人々の静かな祈りの声さえ消し去り、祈りや願いを吸い込んで天まで運んでくれるかの様でもあります。

全国各地の数ある祭礼の中でも、とても女性的な静かでしとやかな「三寺まいり」。

ぜひ一度は飛騨市古川町の「三寺まいり」を、ご自身の五感で感じて見て下さい。

続いては、バンドアレンジされたCDの音源で、「三寺まいり」をお聴きください。2コーラス後の半音転調してからの間奏は、トランペットの音が雪の夜を巧みに表現してくれていて、ぼくにとってもとてもお気に入りの1曲です。

★毎週「昭和の懐かしいあの逸品」をテーマに、昭和の懐かしい小物なんぞを取り上げ、そんな小物に関する思い出話やらをコメント欄に掲示いただき、そのコメントに感じ入るものがあった皆々様からも、自由にコメントを掲示していただくと言うものです。残念ながらさすがに、リクエスト曲をお掛けすることはもう出来ませんが…(笑)

今夜の「昭和の懐かしいあの逸品」は、「大掃除の特権~障子破り!」。ぼくが小学生の頃、年末の大掃除と言うと、何よりの楽しみがありました。それは「障子破り!」でした。大掃除の朝は、父が庭先で障子の張替えを始めるため、その直前に年に一度だけ、誰の目も気にせず、障子を思いっ切り破らせてもらえたのです。もうこれが愉しみで愉しみで!思いっ切り障子紙を拳骨で破ろうが、指先を舐めてTVの時代劇さながらに、女湯の障子に見立てて覗き穴を空けようが、一切お構いなし!普段だったらそれこそお母ちゃんが仁王立ちで待ち構え、こっぴどく怒られるのが相場でも、大掃除の日だけは「助かるわ」と逆に褒められる始末。まめだった父は、障子の張替えや襖の張替えなど、何でもかでも器用にこなしたと言うのに、倅のぼくは・・・トホホです。

今回はそんな、『大掃除の特権~障子破り!』に関する、皆様からの思い出話のコメント、お待ちしております。

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「がんもどきのなぁ~んちゃってクラムチャウダー」

おでんって、ついつい食べたい具を買い過ぎて、鍋に入りきらないことが多々あります。

ぼくもご多分に漏れず、厚揚げ、絹揚げ、蒟蒻、はんぺん、大根と入れすぎ、肝心要のがんもどきが入る余地も無く、冷蔵庫で保存してありました。

賞味期限も迫り、そろそろ何とかせねばと、がんもどきを精進料理の肉に見立て、洋風のおでんにしてしまえってなもんで、編みいだしましたる作品がこの「がんもどきのなぁ~んちゃってクラムチャウダー」でございます。

作り方は至って簡単。

まずはがんもどきを1/4にカットしておきます。

次に鍋に牛乳、生クリーム、すり下ろしたパルミジャーノレッジャーノ、コンソメ、塩、コショウ、白ワインでお好みに味を調え、そこにバターで茶色くなるまで炒めた玉ねぎの乱切りと、アサリの水煮缶詰を汁ごと加え、お好みに味を調え軽く一煮立ち。

一煮立ちしたら、その中にがんもどきを加え、さらに一煮立ちすれば完了。

スープ皿に盛り付け、ドライパセリを彩で振りかければ完了。

このクリーミーなクラムチャウダーのアサリの風味と、がんもどきの中のヒジキが、絶妙のコンビネーションで、大変ご機嫌なスープディナーとなり、キリン一番搾りと白ワインにぴったりとなりました。なんだか洋風おでんのようでもありました。

これまた老若男女問わずお楽しみいただける、意外な一品となりました。ぜひ皆様もお気に召したら、お試しあれ!

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