
こんな装束で近江商人は、全国各地へと商いの旅を掛けていたようです。
これに長い楊枝でも咥えていたら、まるで木枯し紋次郎じゃないですか!

この中でも⑥の「終身・遺族・退職年金資料」ってえのが一番ぼくには興味深いものでした。
近江商人は、単にお金儲けに長けていただけではなく、そこで働く者たちへの福利厚生を、こんなにも手厚く施されていたとは!
現代のブラック企業のお偉いさん方に聞かせたいものですねぇ。

一方、用心下駄を配して、夫の帰りを待つ「関東後家」さんたちは、こんな「折形」なるものを嗜まれていたとか。
こんな「折形」を折りながら、旦那が無事で日野に帰ってくるように祈られていたのでしょうねぇ。

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日野町紀行を読んで、全く行ったことのない所なので行ってみたくなりました!
知らない町を歩いてみると、って永六輔さんじゃありませんが、それなりの再発見があったりするものですよねぇ。
それが小旅の醍醐味ですが!
商人って
「口八丁手八丁」なのかなぁ~?
この「ことわざ」のように要領よく世の中渡って行く!
オカダさんもあたしも無理だねぇ!
あたしなんぞ「小心者で正直者」
ただ「腹黒い」だけぇ!
まぁ、その腹黒いってぇのが難点ですわなぁ!!!
「うひょひょひょ」と変な笑い方してしまいそうになります。
木枯し紋次郎さん懐かしいですね。
ぼくも中学生の頃、親友の酒屋の伸ちゃん家へ遊びに行くと、立ち飲みの土方のオッチャン達を真似て、紋次郎イカを買って、イカを食べた後みんなで斜交いに加えて、「あっしにゃあ関わりのねぇこってござんす」ペッと長楊枝を飛ばしたものでした。
おはようございます。
・近江商人発祥地の日野町紀行④を、読みました。ブログを、見て旅に行った気分になりました。
・昔の旅商人さんの道具貴重ですね。時代劇(木枯し紋次郎,てなもんや三度笠,水戸黄門等)に出てくる衣裳ですね。
折形貴重ですね。 (旦那さんの帰りを、待っていたのですね。)
なんだかとっても興味深いものばかり。
私は女性だから 「折形」が気になって。
女性としての たしなみ ではないけど さり気ない心遣い…みたいな事が自然に出来る人でありたいなぁ〜と思ってしまいました。
女性であれ男性であれ そういう人は素敵なんですよね〜。
やっぱり「折形」にご興味を持たれましたかぁ!
言葉では言い表せない心が、折り込まれているのでしょうね。
日野商人館のとっておき展示品はどれも興味深いです。
妹が叔母さんから二冊目にプレゼントして頂いた本が「二宮金次郎」だったので 最初に目に入ったのは領収書かな。
私の二冊目は「油売りの話」です。
なんと素敵な叔母様でしょう!
「二宮金次郎」に「油売りの話」なんて、叔母さまがいかにお二人を可愛がっていらっしゃったかが感じられるものですねぇ。