「ありがとうエミリー」

写真は参考

夕暮れの空港が、ぼくは好きでたまりません。それはテイクオフでもランディングであっても!

特にランディングの時は、空港を取り巻く街の明かりが、散りばめられた無数の宝石のようで。機体が徐々に高度を落とし、飛行場に規則的に並ぶアプローチ・ライトを目にした時は、その美しさに見とれてしまう程です。

逆に夕暮れ時に、テイクオフしてゆく機体を眺めていると、もの悲しさを感じてしまうのはなぜでしょう。黄昏に吸い込まれるように舞い上がってゆく機体。地上には無数の誘導灯だけが、いつまでももの悲しく瞬いているようで。

ぼくは列車も駅も好きですが、それ以上に飛行機や、各国様々な空港の雰囲気が好きでなりません。

30何年か前。あの尾翼にチューリップのシンボルマークが描かれた、ユナイテッド・エアでニューヨークのジョンFケネディー空港に向かったことがありました。

ちょうどビック・アップル上空に差し掛かったのは夕暮れ。窓から煌びやかで巨大な街明かりが眺められ、この世のものとは思えぬほどの美しさに、つい固唾を飲んでいたものです。

機体がビック・アップル上空で、着陸の指示待ちか、何度か旋回を続けていた時、機内に耳馴染みのある曲が流れ出したのです。

そうです!あのクリストファー・クロスの名曲、「ニューヨークシティー・セレナーデ」だったのです。もう全身鳥肌状態!実に記憶に残る、ワンダフル・フライトでした。

今日はそんな夕暮れの空港が舞台の、「ありがとうエミリー」をまずは弾き語りでしっとりとお届けしたいと思います。

「ありがとうエミリー」

詩・曲・唄/オカダ ミノル

夕闇を引き裂いて 舞い上がる君を見てたAir Port

また逢えるね覚えたての 言葉を君は置き忘れた

 See you again エミリー 結ばれるすべてが 愛だとは限らないよ

 Good by my エミリー 生まれ代われたなら もう君を離さないよ

君が去った南の空 一筋の星が流れ消えて行く

語り尽くせぬ幻だけ 遠ざかる距離埋め尽くす

 See you again エミリー 力ずくで君を 奪い去ってしまえたなら

 Good by my エミリー 生まれ代われたなら もう君を離さないよ

君の声 君の笑顔 君の涙 君のぬくもり

 See you again エミリー 結ばれるすべてが 愛だとは限らないよ

 Good by my エミリー 生まれ代われたなら もう君を離さないよ

君の声 君の笑顔 君の涙 ありがとうエミリー

続いてはやっぱり30年近く前にレコーディングしたものを、CDに再集録いたしました「ありがとうエミリー」です。ぜひお聴き比べください。

★毎週「昭和の懐かしいあの逸品」をテーマに、昭和の懐かしい小物なんぞを取り上げ、そんな小物に関する思い出話やらをコメント欄に掲示いただき、そのコメントに感じ入るものがあった皆々様からも、自由にコメントを掲示していただくと言うものです。残念ながらさすがに、リクエスト曲をお掛けすることはもう出来ませんが…(笑)

今夜の「昭和の懐かしいあの逸品」は、「春祭りのお楽しみ!」。本来ならば、昨日一昨日は、飛騨古川起し太鼓と古川祭でしたが、新型コロナの影響で、残念ながら中止となってしまいました。見えない敵のウイルスには、さすがの古川やんちゃといえども、太刀打ちが出来そうにありません。それはそうと、子供の頃こんな時期には、各地でも小さくても春の祭礼が行われ、子供ならではの春祭りのお楽しみもあったものです。ぼくは中でも、地元の祭礼の直来だったのか、子ども会だったかからもらえるベッコウアメの板飴が、楽しみでならなかったものです。長方形の薄っぺらな、ベッコウアメには型抜き状で動物が描かれ、周りの飴を舐めたり割ったりしながら、型押しされた動物を抜き出そうと試みたものです。ところがどっこい!あと少しでっと言うところで、パキッと割れてしまって悔しい思いをしたものです。皆々様の春祭りのお楽しみは、どんなことだったでしょうか?

今回はそんな、『春祭りのお楽しみ!』。皆様からの思い出話のコメント、お待ちしております。

このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「ありがとうエミリー」」への11件のフィードバック

  1. 今晩は。

    ・4/19(日)動画(ありがとうエミリー 弾き語り,ありがとうエミリー MP3TUBE版,)を、見ました。

    ありがとうエミリー MP3TUBE版を、聞けて良かったです。

    ・ありがとうエミリー 弾き語り 初めて弾いたとは、思えませんでした。 上手に、出来ていましたよ。
    オカダミノルさん 弾き語り練習したのですね。

    私は、動画を、見れて良かったです。

    ・ありがとうエミリー 好きな曲です。
    歌詞が良いですね。
    夕暮れの空港が、舞台だったのですね。 歌を聞いていると物語がイメージが、出来ますね。

    (夕暮れの空港の写真) 景色 綺麗ですね。 オカダミノルさんは、夕暮れの空港が、好きなのですね。

    (テーマ)春祭りの楽しみ
    考えてみました。
    すいません。 春祭りの楽しみ(食べ物等)は、子供の時,大人の時に、印象に残った事は、有りません。

  2. わかります( ◠‿◠ )
    朝焼けの空を飛んで行くのも ワクワクするけど 夕暮れ時の空港は いろんな感情が湧き上がる不思議な世界ですよ。
    一人でその世界に浸りたい気もするし 隣にいる大切な人と 言葉はなくても心や肌で分かち合いたい気もします。
    ニューヨーク☆夕暮れ☆ニューヨークシティー・セレナーデ♪
    涙が溢れそうなシチュエーションですよ!
    きっと私は泣いちゃいますね(笑)

    1. ぼくもそのままずっと、ビッグ・アップル上空を旋回していてほしいほどでしたもの。

  3. 生まれかわれても今までとかわらない私でいたいです。大切な人が居なくなるのは辛いですよ~

    春祭り、どんな祭りでも私は「りんご飴」と「ウサギの風船」を買ってもらいましたよ。

    1. リンゴ飴はぼくも憧れたものでした!
      今でもリンゴ飴を見かけると、大人げなくも買いたくなる程です。

  4. 『 春祭りのお楽しみ!』
    小さい頃 お母さんと妹と一緒に歩いてお祭りを見に行くのが楽しみでしたね。
    畑の中の細くて長〜い道を歩いて行くと目の前に賑やかな風景が目に入り…
    それだけでワクワクしてました( ◠‿◠ )
    一通り見てまわった後 いつもレンゲが咲き乱れる畑に入って 妹と一緒にレンゲ草を使って 指輪や冠を作るのも楽しみの1つでした。
    蜜もちょっぴり舐めたりして…(笑)

    1. ぼくも学校帰りの田んぼのあぜ道で、レンゲソウの蜜をよく吸ったものです。

  5. * 春祭り *

    岐阜市内は 何年か前迄は 毎年4月4日5日が 岐阜祭りでした
    物心ついた頃から 青い法被を着て ♪ わっしょい・ わっしょい ♪ 町内の子供御輿と一緒に 町内を回って 金神社に 集合していました よ~ (^-^ゞ
    途中で歩けなくなる子供の為に リヤカーを 引くお父さんや お神酒を呑みすぎて 真っ赤な顔した お父さんやおじいちゃん いましたよねぇ (#^.^#)

    綿菓子とお面を買って貰うのが 楽しみでした (*^^*)

    ★ 高山祭り 行くつもりだったので 残念でした !Σ(×_×;)!

    1. 今年は、高山も古川も、閑古鳥だそうですねぇ。
      田邊の女将さんからも、先日そんなお便りをいただきました。
      また昔の高山や古川、そして全国各地の観光地が一日も早く元気になってくれるよう、ただただ祈るばかりです。

  6. 「春祭りの楽しみ!」
    「天職一芸〜あの日のpoem85」
    「雛鑑別師」
    懐かしいです。春祭りと言えば りんご飴、わたあめ、型抜き、金魚すくいを思い出していました。
    そうですね。ふわふわの可愛いひよこをずっと眺めて…ずっとずっと眺めてました。茶色の紙袋に入れてもらって大切に持って帰ってきたことまで思い出していました。
    ありがとうございます。ピヨピヨ

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