「昭和Nostalgia」(427)

https://youtu.be/3CeTEMdXC7I

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今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

こんな風に、影絵遊びをなさいませんでしたか?

昭和半ばの子ども時代には、雷や台風などでよく停電したものでした。

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部屋中が真っ暗になると、お母ちゃんがロウソクの火を灯し、その薄明かりを頼りに家族三人、卓袱台を囲み夕餉を取ったりもしたものです。

ぼくは雷や台風の風の音は苦手でしたが、ロウソクの灯りが燈されている時が、結構好きであった気がいたします。

食事を終え、スイカなんぞを皆で頬張っていると、TVも停電で見られませんから、お父ちゃんが両手を使って器用に、動物などの影絵を障子に映し出してくれたものです。

参考

ぼくもお父ちゃんに教えてもらって真似ては見るものの、お父ちゃんの影絵とは似ても似つかず!

「これはな~んや!」と、クイズ擬きに影絵を映し出し、得意満面の顔で問いかけてくれた、若き日のお父ちゃんの笑顔が浮かんでは消えてゆきます。

今に比べたら、それこそなぁ~んにもありませんでしたが、家族三人分の心の安らぎが満ちていたように思えてなりません。

参考

そう言えば影絵は、こんな歌川広重の作品にも登場していたようです。

そう思うと庶民は、随分古くから光と影の世界を、そうやって愉しむ術を得ていたんですねぇ!


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(427)」への6件のフィードバック

  1. 停電。けっこうありましたね。カミナリが落ちた後とか。家の中が静かになったのが懐かしいです。今は一瞬消えてもスグ復旧しますから。以前、我が家の電気使用容量が小さかった頃、よくブレーカ─が落ちたので容量を上げてもらったら大丈夫に!

    1. そう言えばひと昔前は、ブレーカーがよく落ちたものでしたですねぇ!
      昔に比べ、電気の使用量も年々増加しているんですものねぇ!

  2. 影絵、子供の頃
    なんとか、きつねは出来たけど・・
    後は、不格好なハト?らしきハト?

  3. 小さい頃 雷が鳴ったり台風がきた時に いつも 椅子を並べて その上に布団を掛け かまくらのようにして その中に入ってました。懐中電灯を畳の上に置くと布団の中で影絵が出来るんです。
    楽しかったなぁ〜。
    いつの間にか怖さを忘れてました。

    1. 布団のかまくらなら、雷の音も小さくなって、怖さからも解放されますよねぇ。
      素晴らしいアイデアです!
      天晴れ!

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