「14通のラブレター」③


父は何時間もかけ、チラシに書き留めたデッサンを、震える指先で手紙の中に入念に描き写す。

参考

すっかり冷めきった母のコーヒーカップは、もう40年以上も前に、母の日のプレゼントとしてぼくが贈った安物だ。

写真は参考

「さあ、出かけよか?」

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「14通のラブレター」③」への6件のフィードバック

  1. ♬「SOYAな SOYAさ」♬
    ご当地ソングで有名な演歌歌手の方が
    言ってました。
    「地元の方達の地道な応援がヒット曲に繋がると・・」
    飛騨古川の方達に知って頂いて
    口ずさんでもらうのが一番なんでしょうねぇ!
    今年の飛騨古川の盆踊り会場に曲が流れるなんて
    想像しただけでも楽しい・・♫

    1. ♬「SOYAな SOYAさ」♬
      ぼくも飛騨市の皆さんにこの曲が愛していただけたら素敵だなぁって、心からそう思っています。

  2. 書き留めたデッサンを、
    手紙の中に描き移すことに費やす時間を、
    ご本人は長いと思うことはないでしょう。
    何か出来ることを精一杯してあげることが、
    元気に繋がると信じたいですねぇ。
    オイラの場合は、
    償いになるんだろうけど( 一一)
    40年以上も贈られたマグカップを愛用していたことにも、
    奥様の人柄が滲み出ていますね。
    お子様からのプレゼントですからねぇ。
    オイラの場合は、
    『もったいない❕無駄遣いしなさんな!』となります。
    これも親からの愛情だと、
    今ではそう思えるようになりましたけど。
    大切なこっとて誰も教えてくれないんですよ。
    齢を重ねていつの日か気付くんですね。
    間に合う時もあれば手遅れなときもある。
    人生ってそんなことの繰り返しですわね。
    明日から3月。
    何でもいいから区切りとしてやる気出しましょ(^^♪

    1. 人生って奴は、なかなかどうして、手強いものですよねぇ。
      とは言え、どこにも逃げ道なんてありませんから、ただただすべての事象を呑み込んで、今日を精一杯愉しく穏やかに過ごすしかないですものねぇ。

      ※この物語のモデルは、実在しています!一部ぼくが脚色してはおりますが!

  3. 私も母の日に娘から 真っ赤なマグカップを貰いました。
    もちろん今でも大切に使ってます。
    娘が私の誕生日や母の日へのプレゼントを選ぶ時は 普段 私が選ばないような色の物だったり デザインだったり… でも 必ず私に合う品物を選んでるようです。( ◠‿◠ )
    以前 若い人が着るような洋服を貰った時などは「お母さんなら似合うから大丈夫。」と。
    品物を選ぶ時に一生懸命 私の事を考えてくれている事に感謝しています。

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