「転生の追憶」83話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)※再放送は、毎週火曜日の19:00~20:00です!

※今年の放送は、2024年1月9日(火)からのスタートとなります。

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「転生の追憶」83話 

「あらっ、素敵な懐中時計だこと。ねえ、ちょっと見せて」宮脇が顔を上げると、傍らで和江が掌の中を覗き込んでいた。

写真は参考

「アンティークよね。何処で見つけたの?」

「先日の香港出張中に…セコンドショップの店先に転がってたんだ」

写真は参考

和江は宮脇の手から懐中時計を取り上げた。

昔と変わらぬ長い黒髪が、ベランダを渡る風になびいた。

写真は参考

首筋に双子のホクロを覗かせながら。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」83話」への4件のフィードバック

  1. 昨日は 息子達の年明け最初の出勤日。まだ娘が居てくれるので 二人で岡崎のイオンへ( ◠‿◠ )
    一人暮らしをしてる娘にとって 自宅といえども 息子達の騒がしい声や生活の流れの違いにピリつく場面が多々あった年末年始。かなり辛辣な事も言われました。
    私も子供達三人三様に配慮をし続けてきたけど 子供達にとっては関係無いわけで…。
    娘にとって1週間ぶりに静かな時間を手に入れたので 二人で女子会をしてきました。
    楽しい時間を過ごし 騒がしい日々も体験したからこそなのか 帰宅後 娘が疑問をぶつけてきました。
    「なんで子供が3人なの?その内 2人が障がいがあるなんて…etc」
    これまた辛辣な意見がグサグサと。
    今 ようやく聞こうと思ったんでしょうね。娘の不安は よくわかりますから。私なりの考えを正直に話しました。
    これからも何度でも話し合い 少しでも娘の不安を拭い去る事が出来れば…と思っています。
    娘にとって素敵な人生を送って欲しいですからね♡

    1. 何もわかっちゃいないぼくが、偉そうなことを申し上げる資格もありません。
      でも、これまでお二人のご子息様ともお嬢様のお話を断片的に伺ってまいりましからこそ、感じていることをお話いたします。
      お二人のご子息も、お嬢様の、夢ちゃんをお母様としてこの世に産まれてこなきゃならなかった、この家族の形でなきゃならなかった意義が、ちゃんと存在しているように思えてなりません。
      その先にある「何かの為に」。
      失礼いたしました。

  2. ありがとうございます。
    朝から泣いてしまいました。
    重たい話を書いてしまい…
    すみません。
    今日も ゆるりと頑張ります( ◠‿◠ )

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