「転生の追憶」47話

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「転生の追憶」47話 

「じゃあ、それが今の私?」

「ちょっと待てよ。そう結論を急ぐものじゃない。自分の魂が今生において描いたシナリオは、残念ながら現世をこうして生きている、君やぼくにはわからないのさ。

参考

ぼくらにとってはまるで『偶然が紡ぎ合わされたような人生だった』としても、それが今際(いまわ)(きわ)になって初めて自分の魂が予め描いたシナリオだったと気付くかも知れないけど」

写真は参考

「これまでの人生で、自分の意思を貫こうとしたことって、あんまりなかった。何でも親の言うままだった。今回の結婚話にしても。でもたった二回だけ、親に逆らったことがあるの。一つは、就職の時。両親は地銀に入れって、頭取と勝手に話しつけちゃって。でもわたしは、どうしても就職先は自分だけの力で探したかった。そうしないと自分の居場所が見付からない気がしたの。

写真は参考

この後五十年も親が生きていて、『おおーい美恵、こっちだよ。こっちに歩いといで』なんて、言ってもらえるわけないんだし」


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」47話」への4件のフィードバック

  1. 思い出した・・忘年会 ❢
    何気に、スマホを見てたら
    出て来たのが2018年の忘年会
    勿論、オカミノファミリーのメンバー
    コロナ禍で連絡がつかない方も数名見えますが
    5年経った今でも
    殆どのファミリーの方と今でも繋がりがあるのが
    嬉しい ❢
    皆さんこれからも繋がりを絶やさぬように
    宜しくお願いします。

    1. 忘年会って響きがいいですねぇ!
      バブル時代には、12月に何回忘年会に出なきゃいけないかなんて、そんなことを誇りにしているような、バブル紳士がわんさかいたものですよねぇ。
      その点ぼくときたら・・・根っからの団体行動苦手派ですから・・・。

  2. 若い頃は 自分の意思を貫こうとした事が何度もあったけど 一人じゃない生活が始まると いつの間にかそれが出来なくなってました。
    その時に気付かず 後になってから気付くことに…。
    何かがおかしい。全てを飲み込んでる自分がいる。遠慮したり 恐れたり 先の先を考え配慮したり。
    ある事がきっかけで これら全てが弾けて ” 私は私だ! ” と思うようになり ようやく 貫く一歩手前まで来た感じです。
    でも その都度 結果がどうであれ 私自身の中で 『 よし! 』と思えたなら ” 貫けた! ” という事になるのかなぁ〜と思っております(笑)

    1. 協調性を保つには、ものすごく自分自身を押し殺さなくちゃならない、特殊なエネルギーが必要になりますよねぇ。
      それが気負わずできる方を、ぼくは羨ましく思えてなりません。
      ぼくも協調性の欠片でも持ち合わせていられたら、また違う人生だったのかなぁ、な~んて考えることもありますが、今のこの人生だってまんざら悪いものじゃないし、自分で選んだものですから、いまさら協調性に心砕くよりは、とことん自分らしく生きられればいいのかなぁと考えています。

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