7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.29

「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔いLive 2023 in C♭」2023.04.16開催

とても残念ながら、お客様にもそれぞれご事情があり、2席キャンセルが生じました。もしお出掛けになろうかなってお考えの方がまだおいででしたら、ぜひご参加いただければ幸です。お問い合わせは、メールで、herakozu@yahoo.co.jp「オカダミノルほろ酔いLive 2023」係までお気軽に! Liveの詳細は、3月16日のブログをご参照願います。

クゥワッ クゥワックック

写真は参考

ギィェー!ギィェーッ!

「おじいちゃん何だろう、あの気味の悪い鳴き声」。

木乃葉は、砦岬へ続く坂道の頂上から、老人を振り返った。

写真は参考

「はあ、はあ、はあ、はあ・・・。た、多分陽が暮れ出したから、と、鳥たちも晩御飯なんじゃろう。そ、それで腹を空かせ、母鳥の帰りを待ち侘びる雛鳥達が鳴いておるんじゃ」。

「ねぇねえ、おじいちゃん。ものすごく苦しそうだけど、ここらでちょっと休もうか?」。

「いっ、いやっ、わ、わしなら大丈・・・」。

老人は肩で大きく息を付いたと同時に、ひざま付いたまま地面に突っ伏してしまった。

写真は参考

「ちょっ、ちょっと、おじいちゃん!」。

木乃葉は慌てて老人の傍らに駆け寄り、なんとか抱き起こそうと必死になった。

このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.29」への8件のフィードバック

  1. 我が家、近くの境川堤防(柳津)の桜は多分?
    4分咲くらいだと思います。
    気の早い木は満開近しって感じで・・
    以前 ❢ 近所の公園で桜まつりをやっていて
    そこでのBGMが昭和歌謡でしたが
    周りを見渡してもとても昭和生まれの人は数名
    流石に大勢の子供達は分からんやろうな~ぁ⤴
    と、私は勿論、懐かしい曲ばかりでした。
    昭和歌謡はイイもんだぁ!

    1. 自分が一番多感だった頃に耳馴染んだ曲は、やっぱり当時の思い出とも重なって、とっても気持ちの安らぐものですよねぇ。
      ぼくは最近なぜだか、気が付くと童謡や唱歌を口ずさんでしまっていることが多くなった気がします。

  2. 癒されますね。
    なんだか人間のような手の指を数えてしまいました。TVで観た6本指の猫ちゃんかと思ってしまいました。
    それは「ヘミグウェイが愛した6本指の猫たち」でした。

    1. ヘミングウェイと言われると、まだ見ぬキューバの港町に行って見たくなっちゃいます。
      ボーッとただただ海を眺めながら、木陰でラム酒でも煽って見たくなっちゃいます。

      1. オカダさんには 異国が似合いそうと勝手に思っているので「う〜ん それは きっと似合います」です。

        美味しいお茶の葉を探しに出かけ お店で「玄米を食べましょう!」のポップについ惹かれて 玄米のポン菓子を買って帰って来ました。
        香ばしくて美味しかったです。

        1. ぼくも毎日、一合の8割ほど玄米に残りの2割を白米にして、ガッツリ食べてます。
          もう1年以上玄米8割ご飯で過ごしちゃってます。
          糖質も抑えられてなかなか気に入ってます。

          1. ありがとうございます。
            8割から始めてみます。思いつかなかったのでチャレンジしやすいです。

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