
あちらこちらから、春の便りが届くと、不思議と心まで軽くなる気がするから嬉しい。
今なら差し詰め、山菜の天ぷらに舌鼓を打ちながら、お気に入りの熱燗でキュ~ッと、なぁ~んてぇのが、ぼくにとっては一番だ。

ところが子どもの頃は、そんな乙な山菜の妙味さえ知らぬ。
だが子どもには、子どもならではの、待ち遠しい春の楽しみもあった。
カッキーン
近所の公園から聞こえる、草野球のバットの快音。

するともうどうにも、居ても立っても居らない。
一目散で駆け出し、仲間に混じって、夢中で白球を追いかけたものだ。
しかしそこは、しょせん子供騙しの草野球。
すぐに別のモノに興味が湧けば、飽いてしまうのは子どもの特権。
友の誰かが持参した、何かの付録だったろうか、プロ野球選手名鑑に首っ引きとなった。

皆奪い合うかのように、ページを繰り眺め回したものだ。
いずれも贔屓のチームや選手は、両親の出身地の影響もあるのだろうが、皆それぞれ異なった。
ところが当時は、泣く子も黙る「巨人大鵬卵焼き」と称された、プロ野球全盛期の真っただ中。
東京五輪の翌年、昭和40年から48年まで、他を全く寄せ付けぬ、ジャイアンツのV9時代である。

だからどんなに、贔屓のチームが別にあったにせよ、それはそれ。
皆ジャイアンツには、一目も二目も置いていたものだ。
中でも三番ファースト王、四番サード長嶋の人気は不動。
そこに彗星のように現れたのが、昭和41年、ドラフト1位で入団したピッチャー堀内。
泣く子も黙る開幕13連勝を上げ、ジャイアンツファンじゃなくとも、痺れさせられたものだ。
特にあの投球後に、野球帽のつばのバイザーが、キュッ回る姿に憧れ、誰もが真似をした。

わざと大きめの、父の野球帽をかぶって、投球後に大きく頭を振り、つばをキュッと曲げ、ご満悦になっていたものだ。
昭和半ばの男坊主どもには、何より待ち遠しかった球春も、もうすぐそこまで来ている。

このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

野球ってさぁ~!
観るのもやるのも好き!
シルバーベースボールのチームに入りたいぐらい
だけど、腰のヘルニアとメタボのお腹にはムリ・・
あたしは、プロ野球の原監督の某○○軍が好きです。
でもねぇ!
最近調子悪いでしょ!
むかつくからテレビ観ない「プンプン」だぁ!
今年は関西チームが優勝かもねぇ?
たまには他球団が優勝するのもねぇ!
と!負け惜しみ!
どんなに齢を重ねても、昭和半ばの男坊主どもの心の中は、昔のまんま。
でもそこが良いものですって!
子供の頃 九州に帰ると 夕食時に出てくる猪のお肉や鶏刺しや鯉のお刺身にビックリしてたのを思い出しました。
「猪だよ!鶏だよ!鯉だよ!美味しいから食べてみて!」な〜んて言われる度に固まってました(笑)
もちろん全く食べれず。そして今でも食べれませんが。
この年齢になっても まだ知らない美味しい物がたくさんあるんだろうなぁ。
出会ってみたいものです( ◠‿◠ )
ぼくも「猪」や「鯉」は、どうにも苦手です。
でも好きな方は堪らないそうですものねぇ。
ところ変われば食材も味付けも異なりますものねぇ。
でも「鶏」は好きな方です。
なんせ酉年ですもの。
今はお値打ちな鶏の胸肉の皮を引っぺがし、薄切りにしたものを「鶏天」にしてビールでプッハァ!
引っぺがした鶏皮は伸ばして冷凍しておき、それがある程度溜まったところで、魚焼きグリルの上で塩をパラパラッと振って、大判鶏皮塩焼きにしてこれまたビールでプッハァ!
食品ロスも無く、お財布にも優しい晩酌のお供に早変わりですよ!
Everyone loves it when
folks get together and share thoughts.
Great blog, continue the good work! http://note.funbbs.me/space-uid-108852.html?sid=DA9T21
Thank you for visiting my blog.
Please drop in again.
Great blog you have here.. It’s hard to find excellent writing like yours these days.
I honestly appreciate people like you! Take care!!
Thank you for visiting my blog.
Please drop in again.