「昭和Nostalgia」(569)

https://youtu.be/3CeTEMdXC7I

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今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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昭和も晩年を迎えた頃のこと。

海外のホテルのレストランで、ビッフェ形式の朝食をいただく時、ビュツフェカウンターの片隅で、こんな自動でトーストを焼き上げて、次から次へとトーストを押し出して来る、コンベアー式の大きなトースターを目にされたことがありませんか?

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客は料理を盛りつけたトレーを片手に、排出された焼き立てのトーストを、好みの枚数皿に取り、テーブルへと向かったものでした。

あの大きなトースターが妙に面白くって、初めてその光景を目にした時は、しばらく眺めていたほどでした。

するとヨーロピンと思われる女性が、トースターの摘まみを回し、コンベアーの挿入口に焼けていないトーストを2枚差し込むじゃないですか?

何の摘まみを回したのやらと、興味深げに眺めていると、やがてそのヨーロピアンの女性が投入したトーストが排出されて来ました。

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すると女性は、これまでのトーストより、もう少しこんがりと焼き上がったトーストを取り上げ、満足気な顔で自分のトレーに載せ、テーブル席へと向かって行きました。

どうやらその摘まみを回すことで、自分好みの焼き上がり方を楽しめるんだと知り、ぼくは他の料理に目もくれず、何種類も焼き目の違ったトーストを焼き上げ、一人テーブルでせっせとバタートーストとカフェオレを愉しんだものでした。

まぁ、周りのテーブルの方たちは、ぼくのトーストだけの朝食を、奇異な目をしてご覧になっていたものでした。

今でもあの、回転式の大きなトースターってあるんでしょうかねぇ?


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

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