「昭和Nostalgia」(476)

https://youtu.be/3CeTEMdXC7I

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飛騨びと言の葉綴り~古川町・谷口充希子さん – 飛騨市公式ウェブサイト


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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夏祭りや花火大会が各地で催され、それはそれはとても賑わっているようですねぇ。

何と言っても、夏祭りの夜店のぼく的な主役は、金魚すくいに射的と決まったものでした。

特に金魚すくいの夜店の周りは、どこもかしこも子ども連れで大賑わい!

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アルマイトの容器を片手に、輪っかになった針金に薄い和紙が貼られた「ポイ」と呼ばれるもので、お目当ての金魚をすくい上げるという単純な遊びながら、これがなかなか簡単にはいかなくって、いつだって悔しい思いをしたものです。

それでも懲りずに、次の年も飽くなき挑戦を繰り返したものです。

一匹もすくうことが出来ないまま、ポイの和紙が破れてしまうと、夜店のオッチャンが小さなビニール袋に、金魚を2~3匹入れて「残念やったなぁ。これ残念賞や」とかなんとか言って、哀れなぼくを見かねて持たせてくれたものでした。

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って、それはなにもぼくだけじゃなく、一匹もすくえない者たちへの、お約束事のような残念賞でした。

家に帰るとお母ちゃんが、どこぞかで買った駅弁の、釜飯の土器の釜に水を張り、金魚を泳がせたものです。

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ぼくはガラス製の、フリルの金魚鉢で泳がせてやりたかったのに、

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金魚のためにそんなハイカラな金魚鉢など買ってももらえず、近くの小川で取って来た、ホテイアオイを浮かべて釜飯の釜の金魚鉢の中を覗き、それぞれ金魚に命名した名を呼んだものでした。

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って、どの金魚が何という名前だったか、こんがらがってしまってばかりでしたが・・・

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しかしそれも幾日もしない内に、一匹また一匹と死なせることとなってしまい、アイスクリームの棒を墓標に見立て、亡くなった金魚の名を書き、猫の額ほどの花壇に埋葬し手を合わせたものでした。

合掌


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(476)」への6件のフィードバック

  1. 何年か前にもコメントした記憶がありますが、子どもが掬ってきた3匹のキンギョを水槽を買ってブクブクも取り付けて飼っていました。2匹はしばらくしたら亡くなりましたが、フナ型の最後の一匹は数年生きましたね。週に一度水を替えて掃除して。専らボクの仕事(楽しみ)でした~!

    1. ぼくも知り合いの家で、金魚すくいの金魚が、30cmほどに成長し、鯉のように泳いでいるのを見てビックリしたものです。

  2. フリルのついた金魚鉢は涼しそうですよね
    今年は涼しげでいいかなと思い ホテイアオイにヒメスイレンと水を浄化するのに良いと書いてあるのを買い求めましたけど やはり思っていた以上の暑い夏なので水草だけ日陰ですくすく育っています。

    1. 金魚もさることながら、水草たちもこの炎天下では、干からびちゃいそうですよねぇ。

        1. そうですとも!
          こんな殺人的な酷暑では、出歩くのももはや命懸けかも知れませんものねぇ。

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