「昭和Nostalgia」(470)

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飛騨びと言の葉綴り~古川町・谷口充希子さん – 飛騨市公式ウェブサイト


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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小学生の頃は、ぼくの中で夏休みの音ってぇのがあったものです。

牛乳配達のオジサンが漕ぐ頑丈な自転車の、ブレーキが軋み音を発し、ガチンゴチンと牛乳瓶が触れ合う音、そして自転車のスタンドが立てられる音。

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そして玄関へ向かうオジサンの足音がして、続いて木製の牛乳箱の蓋が開く音、そして牛乳瓶がコトンと入れられる音。

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しばらくすると同じように、頑丈な自転車のブレーキが軋む音がして、玄関の新聞受けにこれまたコトンと新聞が入れられる音。

そしてアブラゼミの喧しい鳴き声!

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これらがぼくに夏休みの朝を告げたものでした。

って、アブラゼミの鳴き声はともかく、牛乳配達も新聞配達も、何も夏休みだけの物じゃないんですけどねぇ。

恐らく振り返って考えてみると、学校へ登校しなきゃ行けない日も、同じように牛乳配達や新聞配達の音を聴いていたはずなのに、夏休みの音としか認識していなかったのは、「今日も夏休みだぁ!」と言う開放感のある朝と、「↓今日も学校かぁ・・・↓」と言う、閉塞感の漂う朝との違いではなかったかと思えます。

やっぱり子どもの頃の夏休みってぇのは、さりとて何処かへ連れて行ってもらえるわけでもなくったって、朝が来るのが待ち遠しくって待ち遠しくって!

でもお盆も過ぎ、夏休みも残り一桁となると、手を付けていなかった宿題の事が頭を離れず、沈鬱な想いに覆われた夏休みの第4コーナーでした。

今じゃあ牛乳配達も、新聞配達の音も、すっかり聞こえなくなってしまいました。

あの音はまさに、ぼくにとっての忘れ得ぬ、昭和のざっばな環境音だったって事に違いありません。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

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