「昭和Nostalgia」(457)

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飛騨びと言の葉綴り~古川町・谷口充希子さん – 飛騨市公式ウェブサイト


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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子どもの頃の一文菓子屋の店先には、子どもたちの目を釘付けにして止まない、そんな魅惑的な駄菓子が居並んでおりました。

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中でもこんな麩菓子に、ぼくは目が無かったものです。

当時は今と比べたら随分と不衛生が罷り通っていたもので、こんな麩菓子なんて裸のまんまの一本売りが当たり前。

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子どもたちは薄汚れたままの手で麩菓子を手に取り、これにしようかあれにしようかと、とっかえひっかえ手に取ってはまた元に戻し、別の麩菓子をまた手に取って品定めする、なぁ~んてぇのが日常だった気がします。

それでも一文菓子屋のオバチャンに咎めだてされる、なぁ~んてことも無かったような?

もちろん今のように、ビニール袋で小分けなんてされてませんでしたものねぇ。

そう言えばわが家は、鹿児島生まれのお母ちゃんと、三重生まれのお父ちゃんの家庭だったからか?

同じ麩でもこの地方に根付く「角麩」は、子どもの頃から食卓に上ったことが無く、麩菓子の「麩」と元は同じと言えど、調理用の「角麩」の存在自体を知りませんでした。

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中学に入り弁当持参となり、隣の席のH君の弁当のおかずで、初めてその存在を知ったものです。

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H君の弁当のおかずには、角麩が甘辛く醤油味で煮締められたものが入っていて、H君の角麩とぼくの弁当のタコちゃんウィンナーだったかと、とっかえっこしてもらって、初めて食べた日からぼくはすっかりその食感に魅了されたものでした。

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生麩を知ったのは、随分大人になってからで、これまたこんなにも美味しいものが世の中にはあるんだと、つくづく感心した事を鮮明に覚えております。

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まぁ最近では、コレステロールを気にして、イカフライに見立てた角麩のフライなんぞを作っては、キンキンに冷やしたキリン晴れ風をプッハァ~ッとやって楽しんでおります。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(457)」への6件のフィードバック

  1. 先週、黒棒を買って実家の母に持って行ったら、「めちゃくちゃおいしい!」と行って平らげてしまいました。かなり久しぶりだった模様。ビ─ルのツマミにはなりませんが、、。

    1. 黒棒はぼくも好きでしたねぇ!
      もう何十年も食べていませんが!
      ああっ、食べたくなって来ちゃったぁ!

  2. 麩菓子、好き! 今も子どもの頃も。
    出来れば、両端の堅くて味が濃い所だけ食べたい、ってそんな事が許されるわけが無いけどねヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

    1. そうでしたそうでした!
      仰るように、両端の切り口の辺りの味が、濃かったですよねぇ!

  3. 麩菓子は お母さんが大好物だったので 昔から我が家にあったけど 角麩や生麩饅頭などを知ったのは 大人になってからです。
    角麩に関しては 最初「これは?」って感じだったけど 食べてみたら美味しい!でも 我が家も九州出身だからなのか 一度も食卓には出なかったですね。
    そう言えば お母さんの面会の時 麩菓子をたくさんお土産に持って行ったら 利用者さん達も『 懐かしいね 』と喜んでくれたんですよ。
    みんなが笑顔になった…ってスタッフさんが驚いてました( ◠‿◠ )

    1. そうかぁ!
      昔美味しく食べた駄菓子の記憶は、どんなに時が過ぎたとしても、瞬時にあの頃へと連れて行ってくれる、そんなタイムマシンのようなモノなんでしょうねぇ!
      それはとっても良いことをなさいましたねぇ!

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