「昭和Nostalgia」(456)

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飛騨びと言の葉綴り~古川町・谷口充希子さん – 飛騨市公式ウェブサイト


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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しかしまぁ、まだ子どもらの夏休み前だと言うのに、もうクマゼミたちが鳴き始め、百日紅が我が世の春のように咲き誇っています。

それにしてもこんなにいきなり、夏本番の猛暑がやって来ると、たまったものじゃありません!

ましてや熱中症警戒アラートってぇのが発令されようものなら、さすがに呑気なぼくであっても、早くも夏バテ気味となってフラ~ッとしちゃいます。

どうか皆々様も、くれぐれもご自愛くださいねぇ。

こんな日が続く今だからこそ、大汗をかきながらキリン春風を煽り、朝引きの名古屋コーチンなんぞで引きずりを、腹一杯喰らいたくなっちゃいます。

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残念ながら子どもの頃のぼくの家では、引きずりと呼ばれる「かしわ」肉を使った、「ひきずり」ではなく、肉はお値打ちな牛のこま切れや切り落としが、申し訳程度に入ったすき焼きでした!

それでもお母ちゃんの「ひきずり」ならぬすき焼きは大好評で、お父ちゃんと競い合うように肉を取り合ったものでした。

とは言え肉がテンコ盛りならともかく、申し訳程度にしか入っちゃいませんから、あっと言う間に売り切れ!

そう言えばお母ちゃんは、ネギや白菜に糸コンばかり食べていた気がします。

それに気が付いて、「お母ちゃんも肉食べなきゃ」なんてぼくが言うと、「お母ちゃんは肉より、野菜の方がええんや」とかなんとか言って、「お母ちゃんの分の肉も、お前とお父ちゃんでたぁ~んと食べや」と、煙に巻かれたものです。

でもお母ちゃんは肉が嫌いだったわけじゃありません。

申し訳程度の量の肉しかないため、少しでもたくさん、ぼくやお父ちゃんに食べさせたいと言う、そんな母性ならではの詭弁だったのでしょう。

ぼくが初めて「かしわ」の引きずりを食べたのは、50歳をいくらか超えた頃でした。

岩倉にある名古屋コーチンの引きずり鍋の老舗で!

歯応えのある名古屋コーチンが殊の外美味しかったものです。

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何でも「引きずり」の由来は、かしわ肉を白菜やネギの下に隠して、箸で自分の方に鍋底を引きずって、肉を手前に寄せる行為の事だとか。

なんとも親しみが感じられる呼び名でもあります。

さて今夜は、キリン晴れ風をキンキンに冷やして、かしわ肉で引きずりとでも洒落込みますかぁ!


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

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