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こんな不思議なオモチャを覚えて見えませんか?
その名も「地球ゴマ」!

何と名古屋市千種区の会社で誕生した精密なオモチャで、昭和の半ばに大ヒットを飛ばし、世界中に伝播されていったとか!
当時の子どものオモチャとしてはちょっとお高かったからか、もちろんわが家にゃあありませんでした。

しかし近所の腕白坊主の中には、子どもらの垂涎の的だった「地球ゴマ」を買い与えられ、自慢げに指の先で回したり、タコ糸を張って綱渡りさせたりして、腕白坊主共を釘付けにしていたものでした。

ぼくも1~2度、地球ゴマを貸してもらって、指先で回そうと試みたものの、そんなに簡単に出来なかったような記憶があります。
そうこうして居る内に、各地の夏祭りの夜店などでも、地球ゴマそっくりな、宇宙ゴマ、太陽ゴマ、衛星ゴマ、サーカスゴマといった模造品が出回り出し、あんなに腕白坊主共の憧れの的であった地球ゴマ人気も、下火になって行ったものでした。

さて、この地球ゴマ。
千種区豊年町にあった、タイガー商会で開発製造されたものだとか。
この会社は、大正10(1921)年の創業。
創業当初に発売された「地球ゴマ」は、昭和2(1927)年にアメリカへも渡り、やがて東南アジアやヨーロッパへも輸出されて行ったとか。
戦後GHQの統治下では、駐屯地購買部での販売や輸出が許可され、世界的にその名が知られる事となっていったようです。
国内では、昭和30~40年代に一世を風靡したものの、職人不足と高齢化から2015年4月に生産が終了したとか。
それにしても65年にも渡って、生産販売が続いていたわけですから、実に見事なロングセラー商品であったかと言う事ですねぇ。
子どもたちの夢を載せ、戦前戦後を駆け抜けた、知られざる名古屋の精密機器のオモチャだったんでしょうねぇ。
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