
「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔い Live 2025~秋涼の候 in C♭」のお知らせは、5月8日のブログをご覧願います!『皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます!』
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今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

子供の頃、お母ちゃんは内職で、洋裁をしていたこともあり、茶の間の一角には、お母ちゃん専用のくけ台を挟んだ座布団、そして傍らには裁縫箱が置かれていたものです。

その中にあって、一際異彩を放っていたものが、コレ!

コレはいったい何に使う道具やらと、不思議でならなかったものです。
でも裁縫箱には、決して触らせてもらえません。

だから益々興味津々!
この細い針金のようなモノで出来た菱形は、先っちょを押さえると菱形から正方形にも変形するし、はたまた真ん中の二辺を押せば一本の針のように変形するし?

お母ちゃんが内職仕事の途中で、トイレに立った隙に幾度か試したことがありました。
ところがその本来の用途は、一体全体何なのかとんと分かりっこありません。
お母ちゃんは内職仕事が一段落すると、膝の上に載せていた内職の紳士服を傍らに除け、そのままの姿勢のまま器用に手を伸ばし、卓袱台の隅に置いた湯呑を手に取り、冷めた茶を啜っていたものです。

ぼくは卓袱台の脇でオヤツを食べながら、お母ちゃんの裁縫姿を眺めるのが、結構好きだったかも知れません。
どうにもあの物体が気になってならず、お母ちゃんに恐る恐る尋ねてみました。
すると、「針に糸を通す道具や」と。
何をする道具なのかは分かりましたが、それが一体どのように使われるのやら?
するとお母ちゃんが、わざわざ針を一本手にして、菱形の先っちょを針穴に通し、針穴から飛び出した菱形の中へ糸を通し、そのまま針穴から引き抜くと、なんとなんと、難なく糸があっと言う間に通っちゃうではないですかぁ!

まるで手品でも見せられたかのように、ぼくはただただポカァ~ンとしていたに違いありません。
ところで、この商品、正式にはどんな名前なのかご存知ですか?
ぼくも調べて初めて知りましたが、「スレイダー」とか「スレダー」とやら。
発明者も定かではないようで、明治の最初頃にヨーロッパで生まれた、画期的なものであったようです!
齢を重ね、視力もおぼつかない今、鍼仕事でもしようかと思っても、針穴を見定め唾を付けて紙縒り上げた糸先を、裸眼のまま通すことなど無理な相談です。
やっぱりいざと言う時のために、この「スレイダー」とか「スレダー」とやらを、常備せねばなりませんねぇ。
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お母さんは、おそらく白い割烹着姿だったのではないでしょうか? 子どもの頃のウチの母はそうでした。昭和30〜40年代の主婦はそうでしたよね〜!
家のお母ちゃんは、洋装和装を問わず、朝から晩まで内職仕事以外の時は、必ず割烹着を着ておりましたですねぇ。
まぁ、家に限らずご近所のオバチャン達も同様でしたですけどねぇ。
糸通しだったとは!
やっとスッキリしました!
母の裁縫箱にも入ってて ずっと これ何?って思ってましたから。
実家に行って 拝借して来ようかな。
私の必需品になりそうです(笑)
ひとえに老化に伴い、針穴も糸先も鮮明に見えなくなる一方ですから、いざと言う時には亡くちゃならないものでもりますよねぇ。
ぜひお母様が大切に使っておられたものを、今度は夢ちゃんがお使いになられたら、親子二代の糸通しとなりますねぇ。
この道具しています。
針糸通し便利グッズ ❢
だけど、針金みたいなのを針の穴に入れるのも
一苦労であります。
そんな世話がやける自分が情けない・・・
確かに糸通しの針金みたいなものを通すのも、これまた老化に伴う視力では、なかなか手強いですよねぇ。
針穴に針金みたいな糸通しの先っちょを、難なく入れられるようガイドしてくれる、そんな改良型の登場を期待したくなっちゃいますねぇ。
糸通しを使わないで作業をすすめる事が出来る日は細かい作業は心が落ちつくのでつくづく好きなんだなぁと思います。
細かな作業がお好きだなんて、羨ましい限りです!
ぼくなんてぶきっちょですから、細かな作業なんて考えただけで腰が引けちゃいます!