「昭和Nostalgia」(388)

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間もなく端午の節句ですねぇ。

子どもの頃は、ご近所にあった大きな農家の庭先に、こんな立派なコイノボリが翻っていたものです。

でもわが家には、大空を優雅に泳ぐようなコイノボリなんてありませんでしたから、それはそれは羨ましく思って仰ぎ見たものでした。

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まぁ、ぼくの家では、古新聞でお父ちゃんが折ってくれた、折り紙の兜をかぶらされて、粽や柏餅を家族三人で食べたくらいのものでした。

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それとわが家じゃ、菖蒲湯もお目に掛ったことがありませんでしたですねぇ。

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大人になってから、端午の節句前だったかの頃、どこかの温泉で菖蒲を浮かべた湯船に浸かったことがあったくらいのものでした。

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当然のことながら、狭い当時のわが家にゃあ、こんな立派過ぎる節句人形を飾る余地などありませんでしたから、百姓家の友人の家でこんな節句飾りを目にして、そりゃあもうビックリしたものです。

そう言えばわが家でも、ガラスケースに入った節句人形が、この時期になると飾られていたものですが、それが果たして武者人形だったのか、はたまた金太郎だったのかさえ、もうすっかり遠い記憶の中で霞んでしまっているようです。

でも、貧しいながらも、お父ちゃんやお母ちゃんは、古新聞の折り紙兜を用意してくれ、こんな不甲斐ない息子ではありますが、健やかな成長を祈ってくれたのかと思うと、もう直ぐあの世とやらで両親と巡り合ったら、お礼の気持ちに代えて肩でも揉んであげるとするかぁ!

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(388)」への2件のフィードバック

  1. 最近は、鯉のぼりを揚げる家がめっきり減リましたね。ズバリ、子どもが減っています。ワタクシが住んでいる町内も随分前に子ども会は無くなりました。何年か前に同年会の会合に行ったら区長さんが来ていて、昨年度この地区で生まれた子どもは1人しかいなかった!と言ってました。ガ─ン!

    1. いやはや、少子化の波は恐るべき速度で、身近に迫ってきているんですねぇ。
      子どもが一緒に暮らしてなきゃ、大変な思いをしてわざわざ、コイノボリを掲揚するなんてこたぁしませんものねぇ。

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