「昭和Nostalgia」(383)

※遅まきながら、ぼくもフェイスブックとやらを始めました!まだまだ充実しておりませんが、ぜひ一度お越しください!Facebook


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

この歯ブラシが、日本第1号のライオン歯磨きだそうです。

歯磨きの習慣は紀元前1500年頃のエジプト文明からだとか。
でも、現在の歯ブラシとは大きく異なる、歯木(しぼく)と呼ばれる爪楊枝のようなものだったようですねぇ。

写真は参考


細い木の枝を、歯ブラシのように片方の端を噛み砕き、使用していたんだとか。

歯木にはニームという木が使われ、このニームの樹液には虫歯を抑制する成分がふくまれているとか。

写真は参考

そして今でもインドやアフリカでは、ちゃんと歯木を使う習慣も残っているそうですから、ぼくが25年ほど前にインド取材の折に、片田舎を通った際に目にした少女の歯ブラシも、彼女とガイドのバサックが言った「ニム(ニーム)の木」の歯木だったと言うことなんでしょうねぇ。

参考

日本でも江戸時代には、房楊枝という物が商品化され、庶民の間でも歯磨きの習慣が広がったとか。


日本に歯ブラシが伝わったのは明治時代。インドから輸入したイギリスの歯ブラシを見本に、鯨のヒゲで柄を作り馬の毛を植えたものだったそうで、鯨楊枝と呼ばれたものが日本における歯ブラシの誕生だったようです。しかし、動物の毛を用いた歯ブラシは、なかなか日本人に受け入れられず、本格的な歯ブラシの普及は、大正時代に入ったからだったとか。

写真は参考

家のお父ちゃんが使っていた物も、こんなブラシ部分が大きく長い歯ブラシだったものです。

写真は参考

そう言えば歯磨き粉も、こんな鉛のチューブ入りか、缶入りのものでしたですねぇ。

写真は参考

ぼくらの歯ブラシは、こんなものだった気がします。

写真は参考

当時は、こんな可愛らしい歯ブラシがあるなんて、思っても見なかったものでした。

ところが今じゃあ!

写真は参考

こんな電動歯ブラシですから、何とも便利で衛生的になったものですねぇ!

それこそ浮世絵に描かれた着物姿の女性に、こんな電動歯ブラシを使ってもらったら、ビックリ仰天かも知れませんねぇ!

電動歯ブラシ片手に、タイムスリップ出来たら、きっと腰を抜かすことでしょうねぇ!

って、江戸時代じゃあ、電動歯ブラシに充電できないかぁ!


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です