「昭和Nostalgia」(283)

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらのP20kotonohaのコピー(city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も柿下 剛さん(神岡町) – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!

今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

今日は朝からお下世話な話で恐縮ですが、この昆虫を見て「あっ、チ〇ボハサミムシだぁ~っ」と、雄叫びを上げられた方は、押しも押されもせぬ立派な、かつての昭和の腕白坊主に違いありません!

また、「嫌だ~っ、チ〇ボハサミムシよ~っ!」と、顔をしかめられた方もやっぱり、これまた昭和のお転婆娘じゃないでしょうか?

実はこのチ〇ボハサミムシ、とある古びた昭和チックな建物の中で、椅子に腰かけていると、ぼくの2mほど先からこちらへとチョロチョロと、これまた十分に年季の入ったリノリウムの床の上を匍匐(ほふく)前進して来るじゃあありませんか!

ぼくなんて何と、チ〇ボハサミムシとの再会は半世紀ぶり!

ついつい興奮してカメラを向けちゃいました。

すると匍匐前進でチョロチョロとぼくの足元をすり抜け、ぼくの座る椅子の右手の後ろにある扉の隙間へと向かって行くじゃありませんか!

ぼくは席を立ってスマホのカメラを構え、しゃがみ込んでチ〇ボハサミムシを追い駆けながらシャッターを切っておりました。

するとぼくの席の後部の方から、「おいっ、なんかおるんかぁ?」と、ぼくの挙動を不審に思ったのか、ご同輩のような男性から声が掛かりました。

「懐かしい!これチ〇ボハサミムシですって!」と、ぼくが言うとそのご同輩のような男性も、「ええっ、こんなところにチ〇ボハサミムシが出たって?どれどれ」と、やってまいりました。

「あれっ、どこへ行ってまった?」

ご同輩のような男性がやって来た時には、既に時遅し!

チ〇ボハサミムシは、すんでのところで隙間から扉の向こうへと姿を消してしまいました!

「やっぱりチ〇ボハサミムシって言うだけあって、便所が好きなんだわ!チ〇ボハサムにゃあ、格好の場所だもんなぁ」と。

半世紀ぶりの懐かしいチ〇ボハサミムシとの再開でした。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(283)」への4件のフィードバック

  1. ハサミムシ、いました。(今でも)この辺りでは、フツウにハサミムシと言ってたような。上品地区? ムシは変わりますが、同じく地面に居る虫では、ハンミョウがかわいいですね~!近づくと飛んで、少し先で待っている。母は、道案内の虫や、と言ってました。

    1. へぇ~っ、ハンミショウってぇのは知りませんでした!
      検索してみると、なんともカラフルな虫のようですねぇ。
      「道案内の虫」とは、とてもとても素敵な表現ですねぇ。

  2. なんてコメントしていいのやら(笑)
    初めて見る生き物です。
    検索すると 噛んだり挟んだりするとか。
    私が その場に居たら 「キャー」なんて可愛く言えないけど 珍しいから スマホ片手に写真を撮ってるかも(大笑)

    1. そうですかぁ!
      ご覧になったことがありませんでしたかぁ!
      でも、正式な学術名とは異なり、あまりにも哀れな呼称が付けられたものですねぇ。

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