「昭和Nostalgia」(268)

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらのP20kotonohaのコピー(city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も柿下 剛さん(神岡町) – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!

今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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まだ小学校に入ったばかりの頃だったでしょうか?

ちょうどこんな年の瀬の、両親が大掃除と迎春準備に大わらわのことでした。

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わが家の目と鼻の先の公園に、自転車でリヤカーを牽いたオッチャンがやって来て、こんな蛇酒をズラリと並べしわがれた声で、口上のような物をがなり立てていたものでした。

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いかに冬休みを持て余している子どもたちと言えど、あまりにもグロテスクな蛇酒の生々しさが禍々しく、しばらくは怖いもの見たさに、遠巻きにしているばかりで閑散としていた気がします。

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ところが昼を回った頃だったでしょうか?

公園から昼ごはんに家に戻った子どもたちから聞いたのか、大掃除にもそろそろ嫌気の挿したオッチヤンやオバちゃんたちが、ゾロゾロと野次馬のように集まって来たのです。

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中には大掃除の疲れが取れればと買い求める者や、蛇酒売りのオッチャンの口上にまんまとたぶらかされて、財布のひもを緩めてしまうオッチャンやおばちゃんもいたのかも知れません。

とは言え、家のお父ちゃんやお母ちゃんは、そんな高価な蛇酒なんて買わなかったと思います!

まぁ、ぼくだっていくら酒が好きでも、こうした蛇酒の類は、どうにもこうにもゴメン被りたいものです。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(268)」への2件のフィードバック

  1. こればかりは好みでしょうけど ゾワゾワしますね。
    寒い所で松や南天 千両を触っていると 年の瀬って感じがしてきます。

    1. 松や南天に千両を目にすると、やっぱり年の瀬だなぁって感じますよねぇ。
      何てったって、昭和半ばの日本人の端くれですから!

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