「昭和Nostalgia」(259)

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらのP20kotonohaのコピー(city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も柿下 剛さん(神岡町) – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!

今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

ぼくはどうしたものか、世の中には数多ある漬物の中でも、食べられるものは、いや食べようと思う漬物は、非常に限られたものばかりです。

白菜漬けにキュウリの糠漬け、しば漬けに飛騨のめしどろぼうくらいの物でしょうか?

何でそんな漬物の偏食になったかと言うと、子どもの頃オヤツ代わりに沢庵をしょっちゅう食べさせられたからじゃないかと思います。

子どもの頃は沢庵のあの甘じょっぱさが嫌いじゃなく、沢庵を一切れ頬張ると、沢庵の黄色い色が抜けきって真っ白になるまで、口の中で弄んでいたものでした。

写真は参考

そう言えば当時のわが家の台所の片隅にも、こんな漬物の甕が置かれ、お母ちゃんが糠床を掻き混ぜては、キュウリの糠漬けを作ってくれておりました。

お母ちゃんのキュウリの糠漬け、懐かしいなぁ!

しかしそんな糠床も、小学校の3年の時だったかに、お父ちゃんが十二指腸潰瘍を患い、その手術のため2週間の入院が余儀なくされ、お母ちゃんが病室に泊まり込んで付き添ったため、面倒を見るものが不在となった糠床はそれまでとなってしまったものです。

それ以来、お母ちゃんお手製のキュウリの糠漬けは食べれなくなったんじゃなかったのかなぁ?

糠のあの何とも言えない香り、ぼくはとっても癒されちゃいますねぇ。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

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