今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

ぼくの薄らいだ記憶ですから、そもそもいい加減なものかも知れませんが、こんな「ロシア」のような感じの、長さ40cm・幅20cm・厚さ3cmほどの巨大な黒糖仕立てで、この「ロシア」のように白い砂糖蜜がパンの上辺に固められた、「ボルガ」とかって名前の付いたパンをご存知ありませんか?

ぼくの家では時折お母ちゃんが買って来て、そのおおきな「ボルガ」を千切ってオヤツに出されたものでした。
なんとも黒糖の香りがして、ぼくは好きだったものです。

記憶の中の「ボルガ」の写真が無いかと検索していたら、こんな不思議な菓子パン「シンコム3号」とやらを見つけてしまいました。
何でも鹿児島県南さつま市のイケダパンで製造されているものだそうでして、昭和36年発売の素朴な味わいのブッセにバニラクリームをサンドしたものとか。
まだアイスクリームが一般家庭でなかなか食べられなかった時代、冷たくひやしたシンコム3号は子どもたちに大変人気だったと。
そりゃあ頷けますねぇ。
この商品名は、世界初の静止衛星『シンコム』が打ち上げられたことを記念して名付けられたとか。
一度味わってみたいものです。

「ボルガ」探しの途中で、こんな「よつわり」と呼ばれる菓子パンを発見!

この「よつわりパン」は、福島県南相馬市のソウルフードだそうで、老若男女に70年以上にわたって愛され続けてきた逸品なんだとか。

こちらも「シンコム3号」同様の経緯を経て誕生したようにも思えます。
全国菓子パン巡りの旅、なぁ~んてぇのも乙なものかも知れません。
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米ソ宇宙開発競争時代の初期、ソ連が優勢の頃は、こういう名前がトレンドだったのですね!
プーチン大統領も大喜び?
ちなみに、こういうパン、見たことはありますが、こちらは「カスガイパン」エリアだったので、別の名称でした。もう忘れちゃったなあ~!
「カスガイパン」とか「チョウエイケン」とかって、そんな地元のパン屋さんも、それぞれ頑張っていた時代でしたよねぇ。
昨日はさつまいもほり
今日はくりひろいの身体には たまらない都会のオヤツに思えます。美味しそうですね♪
さつまいもに栗なんて、とってもハーベストな季節となりましたねぇ。