「昭和Nostalgia」(139)

飛騨市の「広報ひだ」6月号「飛騨びと 言の葉綴り」が掲載されました。

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらの25710.pdf (city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も勝田萌さん(古川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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ぼくがこの「マーマイト」と言う代物に、ニュージーランドで出くわしたのは、厳密には平成2年の1990年。

と言えば「昭和Nostalgia」とは言えませんが、まあ昭和から平成へと切り替わった翌年の事。

多少は大目に見てください。

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ホテルのカフェで朝食を摂っていると、テーブルの上にあるカスターセットに、使い切りの「マーマイト」や「ベジマイト」が、ご自由にどうぞってな感じで並んでおりました。

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マーマイト(Marmite)は、ビールの醸造過程で増殖して、最後に沈殿堆積した酵母だそうでして、言ってみたらビールの酒粕のようなもの。それを主原料としたもので、主にイギリスやニュージーランドで生産されている、ビタミンBを多く含む食品なんだそうです。

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一方の似て非なる、ベジマイト(Vegemite)は、オーストラリアで生産されている発酵食品。独特の風味から「世界一まずいジャム」と言われることもあるそうですが、ぼく的にはバターを塗った上から、マーマイトにせよベジマイトにせよ、たっぷり塗って食べるのが存外好きです。

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それと肉料理などのソースに混ぜて使ったりもしました。そう言えば2019年春のTVのロケの時、ニュージーランドで自分土産として買い求めたマーマイトが、まだ冷蔵庫に残っています。でも5年経ってもまったくそん色なく平気です!

ニュージーランドもオーストラリアも、「Goodday(グッデイ)」を「グッダイ」と発音しますから、「Marmite」もマーマイト、「Vegemite」もベジマイトなんです!

味はベジマイトもマーマイトも塩辛くちょっぴり苦味もありますが、マーマイトには多少砂糖が入っていて、ベジマイトよりもほんのり甘めです。

色はベジマイトのほうが少し黒く、マーマイトのほうは少し茶褐色。 固さはベジマイトのほうがに少し固めで、香りはどちらもよく似ています。

ぼくはホテルのカフェで最初に使い切りサイズのマーマイトを見かけ、一体なんだろうと周りを眺めると、トーストに塗っている方がいて、見た目では日本の朝餉の食卓でお馴染みの「ごはんですよ」にそっくり!

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「そうか!そうやって食べればいいんだ!ご飯粒の代わりがトーストってぇわけだ!」と一人合点して、マーマイトの蓋を開けトーストにバターを塗って、その上からマーマイトをたっぷりと塗りたくったものです。

「なぁ~んだ、ニュージーランドにも、ごはんですよにそっくりな、岩海苔の佃煮みたいなものがあるんだ」と、何の疑いも無くトーストに噛り付きました!

するとなんとなんと「しょっぺー!」ことこの上なし。

しかしこれがどうして、ぼくはすっかりはまっちゃったものです。

カスターセットの「ご自由にどうぞ」と言わんばかりに置かれていた、使い切りのマーマイトを5~6個頂戴し、土産に持ち帰り友人に「ニュージーランドのごはんですよだって」と言って手渡したりもしました。

皆一様に不評でしたねぇ。

中にゃあすっかりぼくの「ニュージーランドのごはんですよだって」を真に受けて、ご飯にのせて食べた輩もいたようで、後から散々なじられたものです。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(139)」への4件のフィードバック

  1. マーマイト 知らなかったなぁ〜
    栄養価は高そうですよね⁈ 味の想像は全く出来ないけど(笑)
    オカダさん チャレンジャーですよね!お気に入りになったからよかったものの。
    そのジャムに ハチミツとかをプラスしたら 少しは食べやすくなるのかなぁ?
    いつか食べる機会があったら 試してみて下さいませ( ◠‿◠ )

    1. かなり塩っぱいものですから、最初から「塩っぽいぞ、塩っぽいぞ」と、自分の脳に言い聞かせてから食べないと、勢いだけで食べると「ウワッ!」となっちゃうかもしれません。
      そう言えば、成城石井で見かけたような?気のせいだったのやら?
      まぁ、そうまでして食べなきゃいけないような、決してもって美味なるものとは言い難いですねぇ。

  2. クリープのビンと間違えそうです。
    それでも聞いてみたら 読んでいたら 試してみたくなります。なんだか身体に良さそうですよね。

    1. 一応、発酵食品の一部でしょうから、腸内環境には良いかも知れませんねぇ。

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