今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

ぼくがこの「マーマイト」と言う代物に、ニュージーランドで出くわしたのは、厳密には平成2年の1990年。
と言えば「昭和Nostalgia」とは言えませんが、まあ昭和から平成へと切り替わった翌年の事。
多少は大目に見てください。

ホテルのカフェで朝食を摂っていると、テーブルの上にあるカスターセットに、使い切りの「マーマイト」や「ベジマイト」が、ご自由にどうぞってな感じで並んでおりました。

マーマイト(Marmite)は、ビールの醸造過程で増殖して、最後に沈殿堆積した酵母だそうでして、言ってみたらビールの酒粕のようなもの。それを主原料としたもので、主にイギリスやニュージーランドで生産されている、ビタミンBを多く含む食品なんだそうです。

一方の似て非なる、ベジマイト(Vegemite)は、オーストラリアで生産されている発酵食品。独特の風味から「世界一まずいジャム」と言われることもあるそうですが、ぼく的にはバターを塗った上から、マーマイトにせよベジマイトにせよ、たっぷり塗って食べるのが存外好きです。

それと肉料理などのソースに混ぜて使ったりもしました。そう言えば2019年春のTVのロケの時、ニュージーランドで自分土産として買い求めたマーマイトが、まだ冷蔵庫に残っています。でも5年経ってもまったくそん色なく平気です!
ニュージーランドもオーストラリアも、「Goodday(グッデイ)」を「グッダイ」と発音しますから、「Marmite」もマーマイト、「Vegemite」もベジマイトなんです!
味はベジマイトもマーマイトも塩辛くちょっぴり苦味もありますが、マーマイトには多少砂糖が入っていて、ベジマイトよりもほんのり甘めです。
色はベジマイトのほうが少し黒く、マーマイトのほうは少し茶褐色。 固さはベジマイトのほうがに少し固めで、香りはどちらもよく似ています。
ぼくはホテルのカフェで最初に使い切りサイズのマーマイトを見かけ、一体なんだろうと周りを眺めると、トーストに塗っている方がいて、見た目では日本の朝餉の食卓でお馴染みの「ごはんですよ」にそっくり!

「そうか!そうやって食べればいいんだ!ご飯粒の代わりがトーストってぇわけだ!」と一人合点して、マーマイトの蓋を開けトーストにバターを塗って、その上からマーマイトをたっぷりと塗りたくったものです。
「なぁ~んだ、ニュージーランドにも、ごはんですよにそっくりな、岩海苔の佃煮みたいなものがあるんだ」と、何の疑いも無くトーストに噛り付きました!
するとなんとなんと「しょっぺー!」ことこの上なし。
しかしこれがどうして、ぼくはすっかりはまっちゃったものです。
カスターセットの「ご自由にどうぞ」と言わんばかりに置かれていた、使い切りのマーマイトを5~6個頂戴し、土産に持ち帰り友人に「ニュージーランドのごはんですよだって」と言って手渡したりもしました。
皆一様に不評でしたねぇ。
中にゃあすっかりぼくの「ニュージーランドのごはんですよだって」を真に受けて、ご飯にのせて食べた輩もいたようで、後から散々なじられたものです。
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マーマイト 知らなかったなぁ〜
栄養価は高そうですよね⁈ 味の想像は全く出来ないけど(笑)
オカダさん チャレンジャーですよね!お気に入りになったからよかったものの。
そのジャムに ハチミツとかをプラスしたら 少しは食べやすくなるのかなぁ?
いつか食べる機会があったら 試してみて下さいませ( ◠‿◠ )
かなり塩っぱいものですから、最初から「塩っぽいぞ、塩っぽいぞ」と、自分の脳に言い聞かせてから食べないと、勢いだけで食べると「ウワッ!」となっちゃうかもしれません。
そう言えば、成城石井で見かけたような?気のせいだったのやら?
まぁ、そうまでして食べなきゃいけないような、決してもって美味なるものとは言い難いですねぇ。
クリープのビンと間違えそうです。
それでも聞いてみたら 読んでいたら 試してみたくなります。なんだか身体に良さそうですよね。
一応、発酵食品の一部でしょうから、腸内環境には良いかも知れませんねぇ。