「昭和Nostalgia」(103)

飛騨市の「広報ひだ」6月号「飛騨びと 言の葉綴り」が掲載されました。

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらの25710.pdf (city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も勝田萌さん(古川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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今日の主役は、路面電車の市電です。

ぼくは子どもの頃、市電の運転士さんに随分憧れたものでした。

お母ちゃんに連れられて市電に乗ると、必ず運転士さんの操縦席への立ち入りを遮断する、操縦席側面の鎖につかまり、運転士さんの一挙手一投足に目を見張ったものでした。

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この楕円柱の機械は、「直接制御器」ダイレクトコントローラーと呼ばれるものだそうでして、上の取っ手の「カム軸」ってぇのを操作し、抵抗器の切り替え行ったんだとか。

子どもの頃から、今の今まで、車のアクセルのようなものだと、ずっと勘違いしてましたぁ!

こんなリアルなオモチャは、あの電車でGo!がこの世に登場するまで、おいそれとはありませんでした。

でも子供心に、市電に乗せてもらって家に帰った後は、何とか市電の運転士さんの真似がしたくって、無い知恵を絞っては、それらしい遊びを工夫したりしたものです。

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家に帰ると、さっそく折り畳み式のテーブルをこんな感じで壁に立て掛け、折り畳みの脚をカム軸に見立てて真似をしたものです。って、似ても似つかぬものですが!

それでもそれなりに満足しながら、市電の運転士さんゴッコに興じたものです!

お母ちゃんの「いつまでテーブルで遊んどんやー!ご飯やよー」と言われるまで。

それから30年近くが経ったでしょうか?

娘のお相手でスーパーのゲームセンターへ行った時、「電車でGo!」を見かけたのは!

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もうすっかり娘のことも放ったらかしで、瞬時に童心に帰ってしまい電車でGo!に夢中になっちゃったものです。

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もちろんしばらく、娘に口もきいてもらえなかったような・・・?

それでも飽き足らず、こっそり家庭用の「電車でGo!」まで買っちゃったような?

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でもなんでそんなに市電の運転士さんに憧れたのかと言うと、わが家にはマイカーが無かったため、どこへ行くにもバスや市電や電車と言った公共交通機関ばかりで、その都度接するバスの運転士さんや市電や電車の運転士さんの挙動に憧れを抱いていたからに違いありません。

ですから今もって、もっぱらぼくは「乗り鉄」オヤジです。

小学2年の年に入団したカブスカウト名古屋1団のクラブハウスが、八事半僧坊の興正寺の境内にあり、わが家から名古屋駅まで市バスに乗り、名古屋駅から市電を乗り継いだり名鉄バスで半僧坊まで片道2時間近くかけ、日曜日になると通ったものでした。

だから往復約2時間は、大好きな市バスや市電の運転士さんの一挙手一投足に見惚れっ放し!

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ぼくが小学2~3年の頃の八事は、まさにこんな感じでした。これは杁中の東側の隼人池付近だと思われます。

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八事の交差点の辺りは、墓石屋さんばかりだった記憶があります。

それはそうと、当時の名古屋まつりでは、こんな花電車があちらこちらの路線を走っていたものでした。

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ぼくもお母ちゃんと見に行ったものです。

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最後に路面電車に乗ったのは、7年ほど前、母の故郷鹿児島で乗ったのが最後かも知れません。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(103)」への2件のフィードバック

  1. 今回は、チカラの入った、オカダさんの「鉄愛」が感じられる投稿ですね!
    ワタクシが電車に乗るのは、多治見から名古屋に出る時です。普通に行くのはJR中央西線ですが、クルマで名古屋市守山区の小幡まで出て、名鉄瀬戸線で行く時もありますよ!こちらの方が町中の路面電車の車窓感覚が味わえて好きです。

    1. 確かに中央線よりも瀬戸線の方が、車窓を横切る彩も豊かですよねぇ。
      高架が少ない分だけ、目線も生活者目線で眺められますものねぇ。

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