「昭和Nostalgia」(70)

いよいよ飛騨市の「広報ひだ」で、「飛騨びと 言の葉綴り」の連載が始まりました。広報ひだ 2024年4月号 – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)

飛騨びと~言の葉綴り~ – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)

広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も波岡孝治さん(神岡町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)中谷節子さん(宮川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

子どもの頃はできものが出来やすく、ことあるごとにこんなハマグリの貝殻に入った吸出し膏を、お母ちゃんが患部に塗ってくれたものです。

なんだか独特の匂いがして、それが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

子どもの頃は、ハマグリなんて高級品はともかく、アサリとか貝類がどうにも好きになれなかったものです。

なぜなら、吸出し膏の塗り薬は、「貝」の身から作られていると言った、見た目で判断してしまった浅はかな考えに憑りつかれていたからに違いありません。

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今ではこんな容器に入っているようですねぇ。

そう言えばもうかれこれ60年近く、吸出し膏のお世話にはなっていないような?

それともう一つ!

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母方の明治生まれだったお婆ちゃんは、泣く子黙る薩摩おごじょでした。

わが家に遊びに来ると、着物の肩を抜いて、お母ちゃんに下呂膏を貼ってもらっておりました。

まずはお母ちゃんがお婆ちゃんの両肩に貼られた下呂膏を剥がし、そこに新しい下呂膏を貼り付けるわけですが、何処に貼るかはもう一目瞭然!

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下呂膏が貼ってあった四辺には、下呂膏の膏薬の茶色い筋が残っているから、そこを目当てに貼り換えればそれでOK!

お母ちゃんがいない時は、ぼくがその役目を仰せつかり、寸分たがわずお婆ちゃんの両肩に貼り付けてあげられたものです。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(70)」への6件のフィードバック

  1. 下呂膏 懐かしいですね。膏薬と言ってました。
    少し歩き過ぎたので 貼りたいくらいです。この膏薬の色も なかなか色がとれなかったのも 懐かしい思い出です。

      1. そうですよね。
        今から思えば薬草の香りです。鼻先をくすぐるくらい 思い出せます。
        随分まえに どこかの薬局のコーナーで見かけました。買おうかどうしようか迷いました。

        オカダさんのお婆ちゃん きっと喜ばれたでしょうね。

  2. 吸出し膏や下呂膏 生まれて初めて見たような…
    下呂膏 めっちゃ効き目がありそうだけど 剥がした跡が辛すぎる〜。
    昔の漫画で意地悪ばあさんっていうキャラクターがいたけど 確か この方のこめかみに白くて四角い物が貼ってありましたよね⁈
    もしかして 何かの湿布だったのかな?
    因みに 小さい頃から我が家は専ら オロナイン軟膏でした。

    1. 家のお母ちゃんも、頭が痛いとか言っては、眉間の辺りに1cm四方ほどに切った、トクホンやサロンパスを貼っていたものです。
      そう言えばぼくも若き日。
      車での日帰りスキーの帰り道。
      あまりに睡魔に見舞われるので、サロンパスの真ん中だけ、ちょうど目玉が出る程度に穴を開け、それを両目に貼ってハンドルを握ったことがありました。
      最初の数分は目向けも収まり効果があったものの、その後はまったく効き目なし!
      それよりもサロンパスを剥ぎ取った後が大変。
      それでなくとも多い方ではない眉毛が抜けてしまって!
      痛かった~っ!

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