いよいよ飛騨市の「広報ひだ」で、「飛騨びと 言の葉綴り」の連載が始まりました。広報ひだ 2024年4月号 – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)
飛騨びと~言の葉綴り~ – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)
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今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

こんなオモチャが中に入った三角形のお煎餅を見かけられたことはありませんか?
ぼくは一度、郡上八幡の土産物屋の店先で、この不思議な福引煎餅を見かけ、思わず買ったことがありました。
一辺が15cmほどあり、三角形に折り畳みながら、中央部にオモチャを入れて包み込むように模られた、素朴なお味の煎餅。
どうしてもその製造元を訪ねたいと取材を申し入れ、下呂市金山町を訪ねたものでした。
昭和6(1931)年創業の、福引煎餅の三盛屋。

ご夫婦が向き合いながら作業台に立ち、プニュ~ップニュ~ッと音を立てながら、寡黙に一つ一つお煎餅を焼き上げ、中央部に子どもたちが喜ぶオモチャを包み込んでおられたものです。

この福引煎餅なるものは、どうやら日本各地にあるようです。
庶民の縁起菓子として、各地で息づいていったのでしょう。
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これはお初です。
かなり特有な存在なんだろか?
目にしたことはあるようなないような。
あまり気にならなかったのか記憶にはないです。
でも、
土産物屋の店頭にあったような気もする。
甘納豆がこんね形態で売られてた気がするから混同してるかも。
煎餅は好きなので気になるところではあります。
ありましたねぇ。こんな三角形に経木を折って、納豆を包んでいたのが!
うっすらと木の香りが感じられたような気が!
とっても素朴な昔ながらのなんでもないお煎餅でしたよ!
こういうお煎餅がある事は知ってたけど 実際 手にした事はないですね〜。
もしかして カラカラって音がするのかな?
2枚目の写真の説明文を見ると 福引と言うよりは 縁起の良いお煎餅みたいですね⁈ 家族が幸せになりますように…と。
きっと かなり昔から作られてる物でしょうし 私が知らないだけで 日本全国 いや 海外にも たくさんあるのかも知れませんね。
確かに、そんなような類の縁起菓子ってあるんでしょうねぇ。
ぼくが買ったお煎餅には、半紙にくるまれた、プラスチックのオモチャが入っていました。
その他にも、御神籤や小判を模したお守りなど、様々なようです。
海外で有名なのは、フランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」ですよねぇ。
パイの中に「フェーブ」と呼ばれる、小さな陶器の人形が1つだけ入っていて、みんなで切り分けて食べるとき、フェーブの入っているところが当たった人が、その日の王様・女王様として大いに祝福されると言うアレです。
ぼくは当たったことがありませんが!