いよいよ飛騨市の「広報ひだ」で、「飛騨びと 言の葉綴り」の連載が始まりました。広報ひだ 2024年4月号 – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)
飛騨びと~言の葉綴り~ – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)
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そう言えば、こんな書道カバンもありましたねぇ。

ぼくの子供の頃の書道カバンは、もっとチープな感じだったような?

ぼくは硯で墨を磨る時に感じられる、あの「墨」の匂いが結構好きだったものです。
小学校の低学年の頃から近所の子と一緒に、バスに乗って4つ目の停留所にあったお寺の本堂の、習字の塾に通ったことがありました。
習字の先生は、先の大戦に出征され、敵地で片足を失われた傷痍軍人の先生で、松葉杖を突きながら、本堂内を巡り指導してくださったものでした。
先生の書は、とても力強い筆致だったのが印象に残っています。

ぼくは書道そのものよりも、習字の教室が終わりバスを待つ間、近所の子と一緒に、薄っぺらで小さな紙袋に入った、焼き立てのたこ焼き3個10円を頬張る方が、遥かに魅惑的だったに違いありません。

そのバス停の横に漬物屋の工場があり、足元の溝(どぶ)には紅しょうがの赤い汁がいつも流れていて、紅しょうがの匂いと習字の墨の匂いが一緒のように感じられ、未だに当時の匂いの記憶が残っています。
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書道セットはとても画期的だったね。
無駄の無い造りで、
トレーに硯・筆置き・墨置きと、
机が汚れないような設計。
オイラはって言うと、
家にある木箱に硯と墨、
筆は別に筆筒に入れて使ってたかな。
たこ焼き屋さんのミニチュアがいいね。
シリーズで色々あったように思う。
とにかく情景がのんびりしてて良いよね。
ホントあの頃は良かった。
今の子達は今なりに良いんだろうけど、
なんか忙しさと冷めた感じを受けちゃうよ。
もしあの良き昭和の時代にゲーム機やスマホがあったら、
同じ様に夢中になっていたのだろうか・・・?
ぼくも昭和の原風景をモデルにした、ミニチュアの模型についつい見入ってしまいます。
遠い記憶が立体的に蘇るようなそんな気になっちゃいます。
墨の匂い そして 書道も好きです。
高校生の頃 一時期 書道部に入ってました。
なんだか落ち着くんですよね〜。
小学校の時も制服だったので 一度 白いブラウスにほんの少し墨がついてしまい お母さんが ご飯粒を潰して 汚れを取ろうとしてくれ
ました。でも 完全には…。
その時 『ご飯粒?』って不思議に思ったものです。
へぇー、ご飯粒ですか!
お米の糊の成分が、隅汚れを吸着するんでしょうかねぇ。
昔は今のような洗剤なんてなかったんでしょうから、何か別の物で汚れも落としていたんでしょうねぇ。
お母様は知恵袋ですねぇ。