「昭和Nostalgia」(42)

いよいよ飛騨市の「広報ひだ」で、「飛騨びと 言の葉綴り」の連載が始まりました。広報ひだ 2024年4月号 – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)

飛騨びと~言の葉綴り~ – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)

広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も波岡孝治さん(神岡町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)中谷節子さん(宮川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!

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そう言えば、こんな書道カバンもありましたねぇ。

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ぼくの子供の頃の書道カバンは、もっとチープな感じだったような?

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ぼくは硯で墨を磨る時に感じられる、あの「墨」の匂いが結構好きだったものです。

小学校の低学年の頃から近所の子と一緒に、バスに乗って4つ目の停留所にあったお寺の本堂の、習字の塾に通ったことがありました。

習字の先生は、先の大戦に出征され、敵地で片足を失われた傷痍軍人の先生で、松葉杖を突きながら、本堂内を巡り指導してくださったものでした。

先生の書は、とても力強い筆致だったのが印象に残っています。

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ぼくは書道そのものよりも、習字の教室が終わりバスを待つ間、近所の子と一緒に、薄っぺらで小さな紙袋に入った、焼き立てのたこ焼き3個10円を頬張る方が、遥かに魅惑的だったに違いありません。

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そのバス停の横に漬物屋の工場があり、足元の溝(どぶ)には紅しょうがの赤い汁がいつも流れていて、紅しょうがの匂いと習字の墨の匂いが一緒のように感じられ、未だに当時の匂いの記憶が残っています。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(42)」への4件のフィードバック

  1. 書道セットはとても画期的だったね。
    無駄の無い造りで、
    トレーに硯・筆置き・墨置きと、
    机が汚れないような設計。
    オイラはって言うと、
    家にある木箱に硯と墨、
    筆は別に筆筒に入れて使ってたかな。
    たこ焼き屋さんのミニチュアがいいね。
    シリーズで色々あったように思う。
    とにかく情景がのんびりしてて良いよね。
    ホントあの頃は良かった。
    今の子達は今なりに良いんだろうけど、
    なんか忙しさと冷めた感じを受けちゃうよ。
    もしあの良き昭和の時代にゲーム機やスマホがあったら、
    同じ様に夢中になっていたのだろうか・・・?

    1. ぼくも昭和の原風景をモデルにした、ミニチュアの模型についつい見入ってしまいます。
      遠い記憶が立体的に蘇るようなそんな気になっちゃいます。

  2. 墨の匂い そして 書道も好きです。
    高校生の頃 一時期 書道部に入ってました。
    なんだか落ち着くんですよね〜。
    小学校の時も制服だったので 一度 白いブラウスにほんの少し墨がついてしまい お母さんが ご飯粒を潰して 汚れを取ろうとしてくれ
    ました。でも 完全には…。
    その時 『ご飯粒?』って不思議に思ったものです。

    1. へぇー、ご飯粒ですか!
      お米の糊の成分が、隅汚れを吸着するんでしょうかねぇ。
      昔は今のような洗剤なんてなかったんでしょうから、何か別の物で汚れも落としていたんでしょうねぇ。
      お母様は知恵袋ですねぇ。

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