新たなシリーズは、「昭和Nostalgia」と題して、昭和人にとって忘れられない懐かしい商品や、当時の事象など、勝手気ままに記憶をたどりながら綴ってまいります。
まずはぼくの新曲、「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」、ぜひ今日もお聴きください!
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ぼくが子どもの頃、友達の家に必ずと言ってもいいほど、水飲み鳥が置かれていたものでした。
ぼくもその不思議な動きに興味津々で、お母ちゃんに何度となくせがんでみたものの、「そんなもん、そんなに興味があるなら、友達のお家でもどこへでも行って、思う存分見せて貰えばそれでええ!」と、まったく掛け合ってももらえなかった思い出があります。
皆々様のお宅にも、もしかするとあったのでは?
正式名称は、「ドリンキング・バード」とか。日本では、「水飲み鳥」「平和鳥」とも呼ばれていたとやら。
ドリンキング・バードの誕生は、1940年代のアメリカ。やがて世界中に広がっていったようです。
お尻の部分のガラスの球体に入っている液体は、塩化メチレンなんだとか。
この塩化メチレンですが、常温では液体ながら、沸点が低く人間の体温程度の温度で沸騰する、という特徴があるんだそうです。
それが証拠に、お尻の部分を手で握ってみると、内部の液体がボコボコと沸騰し、液体が頭のほうに上がっていくとか。
頭とお尻の部分に温度差が生じると、頭とお尻で内部の圧力に差が生じ、それに伴って液体が上下移動をする、その原理が応用されている優れものとか。
まずフェルトで出来た頭部に水をつけます。そうすると、フェルトに含まれた水が蒸発し始め、気化熱により熱が奪われ内部の温度が下がります。すると頭部の圧力が下がり、お尻から頭へと液体が上がって行くと言う仕組みなんだそうです。そして今度は、頭部が重くなり、徐々に傾き、また水を飲むかのように見えたわけです。
なるほどそうだったのかぁ!って、66にもなってやっとその原理を知ったところで、時すでに遅しかぁ!
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水のみ鳥、昭和グッズですね~!
言われるまでその存在を忘れていました。
万博の頃かなあ~?
やはり、本物の多治見の高木ともふみ邸にはございましたかぁ!
羨ましぃ~っ!
懐かしいですね。
玄関に飾ってありました。飽きもしないで眺めていた事は覚えています。
今、見ると こんなにも繊細なガラスをどのように作っているのかと思います。
やっぱりありましたかぁ!
しかしその後、何処へ行っちゃったんでしょうねぇ。
見た事ある〜!
うちには無かったけど 買い物に行った先で よく見かけました。
なんだろう?と思いながら 顔を近付けて見るけど 壊しちゃいけないから触れなかったです。
とにかく動きが不思議で ずっと見てましたね。( ◠‿◠ )
昭和の子どもたちは、きっとどこかかしこかで、接したことがあったものなんでしょうねぇ。
だからどうだってことはありませんが・・・子どもながらに不思議でなりませんでしたものねぇ。