「まあちゃんのママゴト」②


「ヒロく~ん!あ・そ・ぼ!」

参考

またまた、まあちゃんの呼ぶ声が聞こえます。

「男の子なんだから、いつまでもグズグズしてないで、さっさと食べなさい!女の子待たせるなんてねぇ、男として最低よ!」

参考

お母さんは、洗い物をしながら捲し立てました。

「ごっつぉーさん!」

参考

ヒロくんは、お父さんの口ぐせを真似、玄関へと一目散で向かいました。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「まあちゃんのママゴト」②」への2件のフィードバック

  1. 「◯◯くん!あ〜そ〜ぼ〜」
    あったかい響きですね〜( ◠‿◠ )
    幼い頃は 近所の事など何も考えずに大きい声で叫んでましたっけ。
    今では 音や声が大きいと何かとクレームがつく時代だし 声を出さずとも通信機器でスムーズに事が運ぶ時代だから やはりこれまた懐かしい…って事になるのかな?
    サザエさんを見たりすると いろんな場面で懐かしき昭和を感じたりしています。( ◠‿◠ )

    1. なんだかほんわかとして、温もりが満ち溢れていた、そんな時代が敗戦後で誰もが傷付いていた、昭和半ばだったように思えてなりません。

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