新シリーズ「まあちゃんのママゴト」①


今日からは、ぼくの歌にございます「まあちゃんのママゴト」の、ベースのような物語にご案内いたしましょう。

ぼくがまだ幼稚園に通い始めたばかりの頃、近所には同い年の子たちがたくさんおりました。

取り分け近所には、女の子が多く、「高子ちゃんのタカちゃん」「真由美ちゃんのまあちゃん」、そして「幸子ちゃんのサッちゃん」と。

女の子の一番のお遊びは、もちろん有無を言わさず「ママゴト遊び」と決まったもので、ご近所に同い年の男の子がぼくしかいなかったこともあって、パパ役としてぼくは引っ張りだこでした。

そんな当時の微かな記憶が、空回りしてこんな物語をベースに「まあちゃんのママゴト」が生まれました。

恐らくこの曲のさらにベースとなったのが、「修学旅行レポート」のテーマソングだと思っています。

どっちが先に誕生したかと言うと、「修学旅行レポート」のテーマソングが先で、それから2~3年後に「まあちゃんのママゴト」が誕生したように記憶しております。

それでは、物語をご紹介する前に、この物語のベースとなった「修学旅行レポート」のテーマソングと、「まあちゃんのママゴト」をお聴きいただけたらと思います。

それでは、こんな物語ではございますが、どうぞお楽しみ下さい。

垣根の向こうから、大好きなお友達、まあちゃんの声が聞こえてきます。

写真は参考

「ヒロくん。あ・そ・ぼ!」

「あっ、まあちゃんだ!」

ヒロくんは、朝ご飯の「ご馳走様」も言わないで、玄関へと駆け出しました。

写真は参考

「こらっ、ヒロキ!ご飯まだ食べ掛けじゃない!こんなに残したら、罰が当たるよ!」

お母さんの大きな声に、ヒロくんはビクン。

写真は参考

トボトボと後ずさりして、仕方なさそうに食卓へと戻りました。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「新シリーズ「まあちゃんのママゴト」①」への6件のフィードバック

  1. 「まあちゃんのママゴト」
    オカダさんの楽曲の中で好きな曲なので楽しみです。

  2. 昭和の子供達の風景が 繰り広げられる感じですかね?
    私も妹とママごと遊びしてました。
    昭和人間としては とても楽しみです( ◠‿◠ )。

    1. ぼくのお爺ちゃんやお婆ちゃんは、「どうせわしは、明治生まれやで、時代遅れや」と、自虐的にそんな言葉をよく口にしていたものです。
      そう考えると、令和の時代の今。
      令和、平成、昭和ですから、昭和人間を自負するぼくも、令和世代の方から考えりゃあ、立派な時代遅れに違いありません。

  3. これこれ!懐かしいなあ~!
    同時期にDJをされていた藤本憲行さんのコトを突然思い出しマシタ。
    確か、ヨガか何かの先生でしたよね。
    ご著書を購入した記憶があります。
    UFOとの交信の仕方も指南されていました。

    1. どれもこれも懐かしい事ばかりですねぇ。
      思えば遠くまで来てしまった感が否めませんねぇ。

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