新シリーズ「聞こえないほどの小さな拍手」①

今日から始まります、「聞こえないほどの小さな拍手」は、35歳の頃に書いたエッセイです。

文中に登場する名古屋の著名なパーソナリティーS.Aさんも、昨年鬼籍に入られました。正直、随分遠くまで来てしまったなぁと、日々痛感するばかりです。

それではごゆるりとお愉しみください!


それは、ぼくがまだシンガー・ソング・ライターになることを夢見ていた、遠い昔の出来事でした。

参考

ですから、今から(このエッセイを書いた35歳の頃)もう15~16年も前のことです。

当時、シンガーとしてのぼくの収入など、言うに及ばず悲惨なほど少なく、その日歌を歌いに出向くためのバス代さえ事欠き、単行本を古本屋に売って、やっとのこと交通費を工面するような有様。

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そんな頃、名古屋のラジオ局からお話があり、深夜放送の番組で使用する、中高生を対象とした「修学旅行レポート」のコーナーの主題歌を依頼され、少しはプロ・シンガーへのチャンスが巡って来たものと大喜びしたものでした。

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特にその歌がラジオから流れて来た時は、思わずラジオの前で正座して釘付けになって聞き入ったと記憶しております。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「新シリーズ「聞こえないほどの小さな拍手」①」への10件のフィードバック

  1. 昨日の「ボ~ォ楽」を聞いて・・
    とんちゃん ❢
    ご飯もお酒も進みそうな、その響きだけで美味しそう・・
    私は近くのスーパーにある
    「こてっちゃん」が大好き ❢
    牛の小腸だそうで、柔らかくて美味しい・・
    皆さん、スーパーで見かけたら一度食して下さい。
    因みに我が家は、玉ねぎを入れます。

    1. とんちゃんは、昭和人にとって、心のソウルフードそのものですよねぇ。

  2. 出た!待望の企画。
    その番組、不幸にも聴いていました~!
    今後の展開に支障があるといけないので何も言いません。

    1. そりゃあまた、ご不幸なこってすねぇ(笑)
      しかし、物凄い記憶力ですねぇ。
      恐れ入りましたぁ!

  3. 『 思わずラジオの前で正座して…』
    なんだかわかります。
    読みながら ちょっとだけ笑ってしまいました。
    実は 【ボーっと黄昏れてんじゃねぇよ〜!中高年の癒しの楽園ラジオ】の第1回の放送の時 机にifoneを置き正座をして 放送が始まるのを待ってましたから。
    ドキドキしながら…。
    次回から どんな物語になっていくのか 楽しみにしています。( ◠‿◠ )

    1. そんなそんなぁ、ぼくの番組ごときをお聴きくださるのに、正座だなんて!
      足が痺れちゃいますよーっ!

  4. ラジオの中で紹介されていた。「とんちゃん」だけど 「うし」って
    もうそれだけで ほっこりしました。

    随分前にオカダさんがブログにて小旅を紹介された事があったのですが 三重県?牛焼肉屋さん?のホルモン?のお気に入りのお店の名前をもう一度 教えていただけないでしょうか?
    忘れないでおこうと思っていたのですが
    検索ワードも思い出せなくて トホホです。よろしくお願い致します。

    1. おそらくそれは、近江の「近江ホルモン」だと思いますが?
      違ってますかねぇ?
      ぼくのブログの検索で「近江ホルモン」と打ち込んでいただけると、恐らくご所望の「近江ホルモン」に辿り着けると思います。
      https://oumihorumon.com/

  5. 近江だったんですね。
    美味しそうなのが出てきました。
    今度こそ忘れないようにします。
    ありがとうございます。

    1. 本当に絶品ものの美味しさでした。
      電車を乗り継いででも行きたくって仕方ありません。

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