「転生の追憶」70話

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「転生の追憶」70話 

『しまった、今だったら美恵ちゃんの柔らかな乳房に…』

参考

宮脇は自分の本心の居場所に行き当たり、大きくかぶりを振って忌まわしい邪悪な気持ちを振り払った。

参考

宮脇は美恵を両手で抱きかかえ、部屋を飛び出し非常階段へと急いだ。

二之前が喚きながら片足を引き摺り、ヨロヨロと後を追いかけて来る。

宮脇は美恵を抱きかかえたまま、必死で非常階段のドアノブを回した。

写真は参考

非常扉を引き開けようとした時、宮脇の右後頭部に激痛が走った。

写真は参考

二之前は獣のような雄叫びを上げ、真後ろから花瓶を振り下ろしていた。

このまま美恵を放り出すことなど、絶対にできない。

宮脇は非常扉に美恵と自分の身体を預ける形で、右の踵を跳ね上げた。

参考

ワールドカップさながら、巧みなヒールキックが二之前の股間に決った。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」70話」への4件のフィードバック

  1. 私の住んでる所は薄っすらと屋根の上が雪景色
    道路に積もらなくて良かった。
    雪って降り積もってしばらくは綺麗なんだけど
    車なんて酷い汚れ・・
    ずっ~と綺麗なまま溶けて行ってくれればいいのにねぇ ❢

    1. 風に揺られながら舞い落ちる雪は、息を飲むほど奇麗ですよねぇ。
      でも降り積もってしまった後は、残念ながら穢れるばかり。
      それでも舞い落ちる雪が見たくって仕方ありません。

  2. 69話と今回の70話 場面を想像しただけで恐ろしや〜。
    完全なる事件でしょ。
    助けられる側 助ける側 それぞれ自分だったら…
    とにかく無我夢中 & 命懸けで動くかも。
    次回 どうなるんだろう。

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