「転生の追憶」67話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)※再放送は、毎週火曜日の19:00~20:00です!

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「転生の追憶」67話 

宮脇は大通りでタクシーを止め、飛び乗った。走り去るタクシーのテールライトを、義之はひたすら祈る様に見送るしか術が無かった。

「ああこりゃあだめだ」タクシーの運転手は、四谷通りに曲がり込んだところで独り嘆いた。「ケッ、うんともすんとも進みやしねぇ。ったく、土曜の夜だってえのに」

写真は参考

宮脇の携帯に、美恵からメールが入った。

参考

「1-1 1010 428 #1206」

「俺の暗号解読が当ってますように。南無」

「運転手さん、ここでいいや」宮脇は千円札二枚を運転席に投げ入れ、二百六十円のつり銭も貰わず駆け出した。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」67話」への6件のフィードバック

  1. 昨日の「ボ~ォ楽」を聞いて
    岐阜に「まんが王国」があるなんて知らなかった。
    いいね~ぇ⤴温泉に入って暖まって・・
    まんが読んで、美味しいもん食べて、また温泉入って
    結構、まんが好きには贅沢かも?
    因みに私は、まんが読まないけど・・
    一度は行ってみたいと思ったのです。

    1. マンガ好きの方にゃあ、堪らない楽園だと思います。
      温泉三昧に飽きたら、ごろ寝でマンガ。
      心も体もポッカポカ間違いなし!

  2. 昨日 年賀状を全て書き終えました。こんなに早く終わらせたのは 初めてかも?
    いつもは 年末ギリギリに投函してましたから(笑)。
    だいぶ枚数が減ったので 少し寂しい気もしますが 宛名や挨拶文やコメントを書くと 当時の様子などが走馬灯のように思い出され くすぐったい気持ちにもなってました。
    もちろん もう一度会えればいいんですけどね。

    1. 大切な人へ、心を込めた年賀状。
      それはそれで、元日の朝、ポストでコトリと賀状の束が投函された音がすると、大急ぎでポストに向かった幼き日を思い出しました。

  3. 「年賀状に合う切手ってありますか?」
    「確かあったと思います」と出された切手が私の苦手なヘビにしか見えなくて 
    「とぐろを巻いてますけど ヘビじゃないですよね?」なんて聞いてしまって
    「はい、辰です」と言われたので 多分
    辰なんだと思いながら貼って投函してきました。

    1. 辰もヘビも同じようなものですかぁ!
      って、辰って水族館で見たタツノオトシゴしか見たことないですねぇ。

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