「転生の追憶」42話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)※再放送は、毎週火曜日の19:00~20:00です!

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「転生の追憶」42話 

「でもあの日、本当はお子さんの誕生日だったんでしょう。後で志津絵先輩に教えてもらった」

参考

「誕生日なんてこの国で、庶民が祝うようになってまだ一世紀もたってないんだ。それに我が子との誕生日は、まだまだこの先何十回とあるんだから。一回くらいゴメンナサイしても。それに俺にとっては、お前が無事研修終えて、ちゃんと配属されなきゃあ、こっちの方がお手上げの立場だったわけだし」

急に美恵が吹き出した。

参考

「なんだよ、いきなり」

「知らなかったでしょう、本当のこと。告白(コク)っちゃおっかな?」

「なんだよ、その告白(コク)っちゃうって」

「もったいないから、ずっと心の引き出しの一番奥にしまっておくつもりだったんだけどなあ」

「だから…」

「牛丼食べて、レポートやっとまとめ終えたら、もう終電なくなってたから、ホテルのバーへ連れてってくれたでしょ。あの後、部屋取ってくれたじゃない」

写真は参考

「それもみんな俺の自腹でな」

「バーを出て部屋まで送ってくれたとき、課長がそのまま部屋に入って来てくれないかなって…心の中で少しだけ期待してたの。本当は…」

参考

「………」


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」42話」への2件のフィードバック

  1. 「 私も告白っちゃおうかな〜」
    って 恋の話じゃないけど(笑)。
    先日 自分の誕生日の日にアピタへ。
    出入り口付近に宝くじ売り場があるんですが その日は売り場の前に【 一粒万倍日 】と書かれた幟が立ってて…。なんのこっちゃ?と思いながらも 多分縁起の良い日なんだろうなぁ〜と勝手に解釈し そして 「今日は私の誕生日だから ちょっと買ってみよう!」という事で スクラッチを10枚買ってみました。帰宅後 コインでこすってみたら 4枚大当たり〜! 
    なんだかドキドキしちゃいました。
    年末ジャンボ宝くじ どうしようかな?
    夢を見るのもありかな⁈( ◠‿◠ )

    1. 買わねば当たらぬ宝くじ~っ!
      儚いながらももしやもしやと、小さな夢を託してみたくなりますものねーっ!
      ぼくも買わなきゃ!

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