「なごや『大須下町探偵社』」第20話

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「なごや『大須下町探偵社』」第20話

良 介 「まぁ、私の事はさておきまして、本日と明日のご案内をさせていただき

     ます。

     まずバスはこれより一路、飛騨高山へと向かいます。

     高山では、小京都の名に相応しい陣屋跡や、市中の名所旧跡をご覧いた

     だき、市内のホテルでご昼食をおとりいただきます。

写真は参考

     この昼食時は、もちろんお気に召したお相手の方と存分にお話しいただ

     けますよう、十分にお時間を設けてございます」

鈴 村 「そんな名所なんかどうだっていいわヨッ。

     それよりもツーショット・タイムみたいなやつは何時から?

     だって皆さん、それがお目当てなんでしょ?」

写真は参考

     車内の所々から、小さな笑い声が聞こえる。

良 介 「ハイッ、それはごもっともです。

     このツアーのメインイベントのラヴァーズタイムは、本日のお宿であり

     ます下呂温泉のホテル風月館にて、午後6時からスタートの予定です」

写真は参考

鈴 村 「もちろんそのラヴァーズ・タイムってやつには、吉沢さんもお出になる

     のでしょう?」

良 介 「いっ、いいえ、私はあくまで、皆様のご案内役でありまして・・・」

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「なごや『大須下町探偵社』」第20話」への2件のフィードバック

  1. 台風が去ってから また暑い日が続きますね。
    毎朝 暑くて汗をかいて目を覚まし何か行動を起こす度に汗をかき 必ず水分と塩分を補給しながら体を冷やしています。その回数と言ったら…(笑)
    食品の買い物に行くと 塩飴もだけど ミネラル麦茶が完売してる事が多い事に気付きました。私も 毎日 職場に通う息子達には なるべくカフェインゼロのミネラル麦茶を持たせるようにしてます。カフェインは 利尿作用があるようなので。
    今年の夏は 昔の夏とは全く違うと芯から実感してる私です。

    1. 喉が渇くのはもとより、体中の端々まで水分を欲する、そんな渇きを感じてしまうほどの暑さですものねーっ。
      水分を補給しても補給しても、追いつかないくらいです!

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