「なごや『大須下町探偵社』」第14話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)

home | みんなのラジオ局 FMわっち (fm-watch.jp)

FMわっち 視聴 | JPradio.jp

「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔いLive 2023 Autumn in C♭」開催決定!!! ★詳細は4/29(7/13)のブログをご確認願います。

「なごや『大須下町探偵社』」第14話

16 「サンパウロ」店先                             

     サラリーマンやOLに混じって、テーブル席に対座しランチを取っている

     拳太とつぼみ。

写真は参考

     拳太は、漫画を読みながらランチに噛り付いている。

     つぼみは、そんな拳太を横目で眺めながら、お淑やかに食事を続けてい

     る。

     あっと言う間にランチを済ませ、漫画を閉じ、食事中のつぼみに向かっ

     てお構いなしで話しかける拳太。

拳 太 「この前の依頼者は、吉沢冬美、33歳。

     その夫、吉沢良介36歳は、旅行代理店セントラル・ジャパン・ツアーズ

     の添乗員だ」

     話しながら、吉沢良介のスナップ写真をポケットから取り出し、つぼみ

     に手渡す拳太。

参考

つぼみ 「ハイッ」

     すかさず食事を中断し、メモを取るつぼみ。

写真は参考

拳 太 「夫良介は、バツイチ温泉ツアーという新商品を、半年ほど前から企画し

     て、ツアーのある週末は、それに添乗している」

     温泉ツアーのパンフレットをつぼみに手渡す拳太。

つぼみ 「ふ~ん、なるほど。

     そしてバツイチ女のツアー客の一人と、彼は世紀の恋に落ちてしまっ

     た!」

参考

     得意満面の表情で独りごち、写真を凝視するつぼみ。

拳 太 「あのなぁ、つぼみ。そんな簡単な事だったら、俺たち商売になんてなん

     ねぇだろう」

このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「なごや『大須下町探偵社』」第14話」への2件のフィードバック

  1. いよいよ新人探偵 行動開始ですね ⁈
    つぼみさんって 受け身じゃないし 人に興味を抱き想像力もあって感性豊かって感じ。
    こうと思ったら即行動。細かい事にすぐ気付くけど 少しおっちょこちょいなのかな?
    周りの人から好かれるタイプ。
    周りを巻き込んでの人情味溢れる探偵物語の始まり始まり〜(笑)
    冬美さんも気になるなぁ〜。

    1. さて、どんな展開が待ち受けてることやら!
      ご一緒に物語の中へ、どうぞお入りください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です