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まずはぼくの楽曲「花筏」をお聴きいただきつつ、物語の世界をお訪ねいただければこの上なく幸せです。
「ギヤマンの欠片(かけら)」No.3
惣兵衛は、飾り棚の前で頽れた。

「若様…、一大事にござりまする」
「爺!いかがした」
濡れ縁の踏み石に足を掛け、喜八郎が座敷の中を覗き込んだ。

「神君家康公拝領の家宝、高遠藩三万三千石、内藤家伝来のあのギヤマンの酒壺が…」

淡い春の陽射しを浴び、座敷に仄かな光の帯を放っていたギヤマンが、跡形も無いほどに砕け散ってしまっている。

「嗚呼、なんたること…」
惣兵衛は、砕け散ったギヤマンの欠片を、必死の形相で拾い集めた。
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縁側って
イイよねぇ!
昔、子供の頃、父親の実家に行くと
縁側に、新聞紙を広げて、よく梅が干してありました。
懐かしいな~~ぁ⤴
それぞれ、両親の実家はもうなくなって
寂しい限りです。
田舎がある人が羨ましい・・
まったくもって同感です。
ぼくには実家と呼べるようなものは無く、実家と思しき家は、お父ちゃんの兄の家、つまりぼくが本当のお兄ちゃんとお姉ちゃんと慕った、三重の従兄妹の家そのものです。
懐かしいものです。
ギヤマンではないけど 昔 まだ子供達が小さかった頃 水銀体温計を落として割ってしまった事があります。
床一面に水銀が散らばって…
大きさ色々のフニャっとした仁丹みたいな物が床一面に広がって とにかく集めなきゃ…と思うんだけど 手で掴めない。広告や新聞紙で箒と塵取りの代わりとして集めて破棄。
本当は 手で触っちゃいけないし 掃除機で吸ってもいけない。気体を吸う事が危険だから。
でも当時はなんにも知らなかったし とにかく子供達に触らせてはいけないから 早く回収する事ばかり考えちゃって。
ホント知らないって恐ろしいですよね。
ありましたねぇ、水銀の体温計。
よくよく考えたら、体温計や物騒なものが薄っぺらなガラスの容器に入っていたんですものねぇ。
いくらアナログ時代に生まれたアナログ人間であっても、体温計はデジタル表示の方が安心でいいですよねぇ。