「金糸雀(かなりあ)」No.35(最終回)

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ぼくの「金糸雀」をぜひともお聴きいただきながら、シナリオをご覧ください。

18 名古屋駅、新幹線上りホーム                         

  発車のベルが鳴り響く。

駅アナ「14番線の列車は、のぞみ40号東京行きです。

写真は参考

   名古屋を出ますと品川まで止まりません。

   ご乗車の方は、お急ぎください。

   間もなく発車となります。

   お見送りの方は、黄色い線の内側までお下がりください」

ナ レ「佳代はボストンバックを手に、新幹線上りホームで、東京行きののぞみ号

   に乗り込んだ」

写真は参考

佳 代「(涙声)さよなら、たかし。

   さよなら、マリーさん。

   わたし絶対後悔しない!

   ゴメンネたかし。

   わたし金糸雀のくせに、あなたのこと愛しちゃって・・・。

   さよなら・・・」

写真は参考

  発車のベルが鳴り響き、のぞみ号が走り去る。

(完)

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「金糸雀(かなりあ)」No.35(最終回)」への4件のフィードバック

  1. 新幹線・・
    イイねぇ ❢
    何処かへいきたいねぇ
    勿論、グリーン車に乗って
    北は北海道、南は九州、日本列島縦断旅行
    けどさぁ⤴
    最近なんか?やたらに豪華客船の旅ってCMで見るけど
    これもまた、贅沢の極みで人生一回くらいは
    リッチの旅も良いもんだねぇ
    まぁ⤴私の場合
    オカダさんの「ほろ酔いライブ」の旅で満足!満足!
    今日のオチは良かったねぇ

    1. へっ、一滴も召し上がらないのに、それじゃあほろ酔い気分にもなれませんぜーっ!
      ちったぁ酔っ払って見たらいかがですか?
      きっと落ち武者殿がこよなく愛されて止まない、美熟女の皆さんが心配して優しく介抱して下さるんじゃあ?
      どうよ~っ!

  2. 昔 まだ20代の頃 ある事から逃げる為に新幹線に飛び乗った事があります。
    駅まで どうやって行ったのか?なぜ目的地が岡山だったのか?なんとなく降りてしまったのか?
    何ひとつ覚えてないんです。
    ただ 岡山の駅で降りた事と帰る時に乗車した事・到着後 駅前の安いホテルに電話して予約した事・岡山後楽園と竹久夢二郷土美術館に行った事だけは 覚えてるんです。
    今更ながら かなり思い切った事をしたなぁ〜と…。
    佳代さんみたいに 夢に向かって…ではなかったんだけど とにかく必死だったんだと思います。
    結局 ほんの数日後に新幹線に乗って 振り出しに戻る事になるんですけど 振り出しが近くなるにつれて なんだか少し力がついたような 全身に一枚鎧を着けたような感じになった事を覚えています。

    1. 人生って人それぞれ、一筋縄ではいかないものですものねぇ。
      でもだから苦しみもがきながら、それでもその先に舞っている夢や、小さな幸せの兆しを求めてさすらうものなんですよねぇ。
      ぼくなんて未だボヘミアンです。
      でも疲れちゃったらいつまでも腐ってないで、さっさとスイッチを切り替えて、振出しに戻っちゃえば、またやり直すことだって出来るものなんですものねぇ。

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