「金糸雀(かなりあ)」No.19

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ぼくの「金糸雀」をぜひともお聴きいただきながら、シナリオをご覧ください。

  佳代の携帯電話が鳴る。

写真は参考

ナ レ「佳代はフラフラとした手付きで、バッグから携帯電話を取り出したものの

   、床に落として自分もその場に崩れこんでしまう」

写真は参考

社 長「浅丘君!・・・おおい、浅丘君。

   どうやらスペシャル・カクテルの睡眠薬が、早くも効いて来た見たいですね

   ぇ」

若 山「いやぁ、しかしいつ見ても社長のお手並みは、たいしたもんだ」

社 長「じゃあ、そろそろ私はしばらく消えましょうかねぇ。

   先生のお愉しみの邪魔しても無粋でしょうから」

若 山「この前の娘のように、途中で目を覚まして、騒ぎ出したりしないだろう

   ね?」

社 長「そりゃあ心配無用ですわ!

   この前のアイドル系を目指してた、あの女子高生で失敗しましたから、今日

   は睡眠薬の量を増やすようにと、念を押して指示しておきましたから」

写真は参考

若 山「しかし人に聞かれでもしたら、ヤバイ話だよなぁ。

   まぁ、しかし折角の上玉のお宝だし、先にシャワーでも浴びるとするか!」

社 長「じゃあ私はこの辺りで一旦消えますから、お済になられましたら、お手数

   ですが携帯までお電話をお願いいたします」

若 山「なにルームサービスみたいな台詞言ってんだよ!」

社 長「それじゃあ、ご・ゆ・っ・く・り!

   イヒヒヒヒ」

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「金糸雀(かなりあ)」No.19」への4件のフィードバック

  1. 携帯電話って
    ホント便利だと思うけど、
    皆さんも、同じだと思います。
    携帯電話に登録してない着信は絶対に出ない ❢
    自宅の電話も絶対に出ない
    よほどの用事があれば留守電に入れてくれるし
    小学生の4年5年だったと思うけど
    初めて我が家に電話が来た時は嬉しかったな~~ぁ⤴
    誰でもいいから電話して欲しかった。

    1. ぼくも知らない番号からの着信には応答しません。
      もしちゃんとした要件があるなら、落ち武者殿の仰るように留守電にメッセージを入れるはずですものねーっ。
      それにしても何もかも疑ってかからなきゃならないような、世知辛さは昭和人にとっちゃかなり残念な時代としか言えないような気がします。

  2. 今日 妹と一緒に母の面会に行って来ました。部屋(個室)での面会が出来るようになったので お喋りしながら 洋服の整理や部屋の片付けなどをしたりして。
    「ほら!⚪︎⚪︎さん元気にしてる?昔 △さんと結婚した…」
    前後の内容から どうやら60年程前 まだ若かりし頃 九州に住んでた時のご近所さんの話しらしい。
    話しを合わせながら返事をすると「なら 良かった」と。
    私達が片付ける様子を見ながら 今度は「ドアを閉めといて。私がお風呂に入ってる間に 誰かが洋服を持って行っちゃうのよ。」と いろんな愚痴を言い始める母。
    同調する言葉半分と 服を全部見せながら “大丈夫…” という言葉を返しながら 混乱させないように 不安にさせないようにしてました。
    でも 私達の事や その家族の事やお金の事は しっかり覚えてて「ちゃんとしなさいよ!」と昔のまま(笑) 足腰が多少弱くなってて歩きながら「もうねぇ〜足が痛くて歩けないのよ〜」と言うので『ちゃんと歩いてるじゃん!』と返すと大爆笑。
    次回は 化粧品や防虫剤など持って行く物がた〜くさん。
    日によって 激しい気性になったりして夕食を拒否したりする時もあるらしいが 翌朝にはケロッとしてる。
    誰もがこんな感じの時ってあるよね〜。一日一日が無事に過ぎてくれたら それで良しなのだ。
     

    1. 遠い遠い昔々の記憶ほど、奇妙なほど鮮明に浮かんでくることって、年を重ねるごとに増えている気がします。
      きっと何度思い出しても、自分がとっても心地よくなれる、そんな記憶の中のサンクチュアリのような!

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