7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.45

「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔いLive 2023 in C♭」2023.04.16開催

※昨日は突然PCのご機嫌が悪くなり、アップ出来ませんでした。

ガルルッ、ガルルルルルーッ

写真は参考

熊は牙を剥き出しにし、鼻先に皺を寄せながら威嚇を始めた。

そして実に器用に二本足で立ち上がろうとしている。

写真は参考

「おっ、お兄ちゃん。あっ、あっちで何かが光った!」。

裕也の背中にしがみ付いていた基喜が叫んだ。

ガルルルゥー、ガルルルゥー、ガサガサガサッ

「エエッ?」。

慌てて裕也が振り返った。

後ろの薮から猫の目のように光る二つの光が、瞬時に飛び出してきた。

ガルルルゥー、ガルルルゥー

写真は参考

「ウッワーッ!とっ、父さんどうしよう!こっちからは、ト、トラが・・・!」。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.45」への4件のフィードバック

  1. 熊牧場のクマって観光客からエサ欲しさに
    前足で「ちょうだいポーズ」をするのテレビで見た事あるけど
    あれって飼育員が教えたとかではなくて
    クマ自身が身に着けた技なのか?
    まぁ~⤴
    クマのプーさんほどの愛嬌はないわな~ぁ~⤴

    1. 何だかちょっと獣臭そうですねーっ。
      でも餌を求めて里へ下りて来て射殺されるよりも、餌の不自由のないクマ牧場の方が、日々の餌を探し回らなくってクマたちにゃいいんでしょうかねーっ。
      しかしやっぱり本来あるべき姿の山の中の方が、自由でストレスフリーで暮らせるんじゃないかなぁ。

  2. もぉ!八方塞がり!
    でもきっと この子達の日頃からの優しさや素直さを神様が見ていて 八方開きになるはず!
    以前コメントに 自分を大切にしていかないと…と書かせて頂いたと思いますが それだけじゃなくて 人に対しての優しさだったり まだ何かお役に立てたら…
    な〜んて 今回コメントを書きながら 頭と心の中でふわりふわり思ってしまったのでした( ◠‿◠ )

    1. 本当のやさしさって、言葉や態度でこれ見よがしに示すものじゃなくって、のちのち相手の方が「あれっ、これってあの方の思いやりだったの?」みたいに、何気ないやさしさってとっても素敵な事じゃないでしょうか?

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