
「大きいニイチャーン、モトキーッ」。
「こらっ美代。そんな大きな声出したら、裕也と基喜にばれちゃうでしょう。シーッ」。
モッくんパパと美代の声が、軋み音と唸り声のする二つの方向とは全く違う方向から聞こえてきた。
「ってことは・・・父さんがバイクに乗ってたんじゃない」。
「じゃあお兄ちゃん、あの唸り声も父さんじゃ・・・ない」。

裕也と基喜は、思わず不気味そうに、顔を見つめあったまま身動きが出来なくなってしまった。
ギィーコ、ギィーコ、ギィーコ

軋み音は、裕也と基喜が潜む茂みの手前で進行方向を変えた。
「バイクが父さんの声のする方に回った」。
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最近、巷ではクマが人の住む住宅まで
出没するのをニュースでやっているのを
報道していますが、昔は、せいぜい
山菜取りに山へ入って襲われる事件があったけど
人の住む所まで来るとは・・
クマも山では暮らしにくくなって来たんでしょうねぇ!
それもこれも人間が悪いのかも?
クマも何も好んで人間界にまで降りて来ているんじゃないでしょうにね。
そうせざるを得ないところまで人間に追い込まれちゃったのでしょうか?
でも里山の麓で暮らされている方は、やっぱりおっかないでしょうねぇ。
大きい兄ちゃん 大きい姉ちゃん
私にもいて欲しかったなぁ〜って思った事が何度もあります。
無いものねだりなんでしょうが 私自身が悩んだりしてどうにもならなくなった時などに相談出来たらなぁ〜って。
甘えたりしてみたいなぁ〜とも。
想像するだけで ちょっとくすぐったい感じがしますね。
ぼくもちっちゃな頃、よくお母ちゃんに「ぼくにもお姉ちゃんが欲しい」と、困らせたことがありました。
ぼく的には、お兄ちゃんでも弟でも妹でもなく、お姉ちゃんだった気がします。