完売御礼!!!!
皆様のお蔭をもちまして、完売いたしました。 後は心を込めて歌わせていただくだけです。 誠にありがとうございました! 「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔いLive 2023 in C♭」開催決定!!! ~おつまみは各自1品持ち込み、みんなでシェアー~

7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.2
3丁目公園では、子供達の元気な声が飛び交っている。
木乃葉は水筒を小脇に抱え、公園までの最後の直線コースを全力で走り抜けた。
「おせえぞ!木乃葉」。
同じクラスのモッくんの大きな声が、木乃葉を迎えた。
「ごめん・・・」。
ピーッ!
ボランティアで少年サッカーの審判をしている、5年生の良太のお父さんがホイッスルを鳴らしてキャプテンを集めた。

2丁目チームのキャプテンと3丁目チームのキャプテンは、試合のスタメンを発表し合っているようだ。

3丁目チームのキャプテン、裕也が戻って来た。
「フォワードは一平に大樹。・・・・・・そしてバックスに基喜。キーパーは俺」。
モッくんのお兄ちゃんであるキャプテンは告げた。
「あ~あ~。また選ばれなかった」。
「仕方が無いよ。木乃葉は女なんだもん」。
「女だったらサッカーやっちゃいけないってわけ?」。
木乃葉はふくれっ面でモッくんをにらみつけた。
ピィーッ。
試合の間中、木乃葉はママの作ったクルクルサンドを頬張りながら、3丁目チームに声援を送った。

「試合終了!2丁目チームの勝ち」。
あっけなく3丁目チームは敗れた。
「おーい木乃葉。三好屋にアイス買いに行くぞ。兄ちゃんがおごるって」。
モッくんは汗まみれの顔を、ユニフォームの袖で拭きながら言った。
「ヤッター本当?ねぇねぇモッくん、明日TVゲームする?」。
「わりぃ。オレんち父さんが休み取って、明日からみんなでキャンプに行くことになっちゃったんだ」。
「へぇー。キャンプか・・・いいなあ。どこへ行くの?」。
「志摩の英虞湾とかって言ってたかなあ・・・でもあんまりよく知らねぇ」。

「ふうーん。そっか・・・」。
「オレさあ、木乃葉にカブト虫取ってきてやるよ!」。
「ええっ!本当に?」。
「ああ、絶対!」。
「約束だよ!」。
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コロナ禍でソーシャルディスタンス
それを逆手に空前の「キャンプブーム」
正直、あまり好きではない
一番の理由は、お風呂かなぁ!
一日の締めくくりでお風呂だけは外せない・・
風邪を引いていても絶対にお風呂だけは入る。
バブル崩壊の後も、空前のアウトドアブームがありましたよねーっ。
わざわざ高いお金を費やして、アウトドア用品を揃えたり、わざわざそれなりの車まで買い込んだりして。
しかもキャンプ飯の調理道具も食器も食材も全部買い込んで、そいでもって現地まで運んでそれらを広げて調理して。
食べ終わったらそれらの片付けからゴミ処理まで。
そして車に積み込んで家に帰って、それらの道具類を格納するなんて、なんて大変な事!
まぁ、若いご家族ならそれも苦になるどころか、楽しみなんでしょうけどねーっ。
それらを換算したら随分とお高い食事代に違いありませんが、そうまでしてでもキャンプ飯の方がかけがえのない美味しさなんでしょうね。
ぼくはバブル崩壊後のアウトドアブームと、それにあやかったビジネスを「不便利商法」なんて比喩したものでした。
ブログを読みながら 記憶の糸を手繰り寄せ 小学生当時の食卓の様子や母親の手料理を思い出そうとしたけど 悲しいかな全く思い出せない。
母は とにかく毎日 帰って来るのが遅かったので 私と妹とでご飯を作って食べてたからだろう。
唯一覚えてるのが 小6の修学旅行から帰宅した日の夕食のシチュー。白いシチューの上に グリンピースみたいなハイカラな食材ではなく 細く斜めに切ったネギが乗ってたっけ。
お母さんも彩をと、冷蔵庫にあるものでそれっぽく代用されたんですねーっ。
妹さんと作った料理ってどんなものだったのか、ぼくにはそっちの方が興味津々でなりません。