「 世界家紀行」㉓

04.10.8中日新聞三河版フジケン連載広告掲載

「アメリカンなお屋敷」

ここが今まで旅した家紀行の中で、最も恵まれた国の一つであるに違いないのは、疑う余地も無い。

手入れの行き届いた芝生と花壇。

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一人に一台ずつの、ピッカピカの自転車と、4人家族に2台の磨きこまれた大型自家用車。

レンガ造りの建坪50坪はあろうかと思われる、大きな平屋の邸宅。

そんなあ!

これがもっとも平均的な、郊外型アメリカ人の家だと言われたって。

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アメリカ・テキサス州の大地は、日本人のぼくからすれば、何とも嫌味なほどにでかすぎた。

そう言えばさっきのステーキ屋だってそうだ。

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Tボーンステーキが、並みの大きさじゃないのはまだわかる。

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しかしステーキの焼き上がりを待つ間、テーブルにブリキのバケツ一杯分の落花生が、ズッデーンと出された瞬間、思わず腰が引けたものだ。

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何とも大胆不敵。

周りの男たちは大声で会話し、落花生の殻を足元に捨てながらビールをあおり、肉の焼き上がりを待つ。

カーボーイハットにジーンズ姿。

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腰の太目の皮ベルトに、長めの銃身の拳銃でも差さっていようものなら、ぼくは思わず「カンバーック、シェーン!」とでも、モノクロームの世界に向って叫んだろうか?

ええっ?

国際電話の向こうから、「カンバーック、ダーリーン!」って、君の声が聞こえたようだ。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「 世界家紀行」㉓」への2件のフィードバック

  1. 肉の焼き加減・・
    私は絶対 ❢
    赤々としたところが残っているレアなんて
    殆どナマじゃん⤴そんなのイヤ!
    だからローストビーフも遠慮します。
    なんとかミディアムなら我慢して食べるかな~ぁ⤴
    田舎者なのか、ウエルダンが安心して食べられる。

    1. そりゃあお好みの焼き加減で美味しく食べりゃあ、それが一番じゃないですか!
      でもぼくは、超レアかなーっ。

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