毎日新聞「くりぱる」2006.5.28特集掲載③

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「梅の産地の梅おろしうどん」

「野並から大高にかけて、知られざる梅の産地なんです。家で浸けて裏の土蔵で3年掛けて熟成させた、完熟梅ですからものすごくフルーティーな味わいです。それを手打ちうどんに大根卸しと共に添えて、梅おろし。夏は冷たく冬は暖かくして召上って頂いてます」。

写真は参考

手打ちめん処「寿限(じゅげ)()茶屋」オーナーの服部明治(あきはる)さん(45)は、自信たっぷりに笑った。

名代の梅おろしは、1杯800円。(2006.5.28時点)

100年前は絞問屋が始まりとか。

江戸時代の町家建築をそのままに、古民家風の店構えが何ともうどんの旨さを引き立てる。

写真は参考

「町並み保存運動が始まった22年前に、周りの薦めもあって独立して開店しました」。

明治さんが、うどん粉で真っ白な手を払う。

「旨いっ!親爺っ、梅おろしもう一丁!」って、ついつい御代わりを所望してしまった。

手打ちめん処 寿限無茶屋 緑区有松町橋東北

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.5.28特集掲載③」への6件のフィードバック

  1. 梅干し
    好きやなぁ!
    当然、酸っぱいからカロリーなんてゼロ・・・??
    特に、食欲の無い時ってイイよねぇ⤴
    梅茶漬け、なんて最高!

    1. ぼくなんて恥ずかしながら、梅干しがなんとか食べられるようになったのは、50歳を過ぎてからだった気がします。
      今もせいぜい小さな梅干し1個が限界です。

  2. 食欲のない時には さっぱりとして美味しいですよね。
    今年は完熟梅が上手くつかり ウメッシュ気分でソーダ割りにして楽しみました。土用干し近くにはトホホの数になって ちっちゃい干しあみに丁度くらいになってました。

    1. お手製の完熟梅ですかぁ!
      これも各家庭で微妙に味が異なるものなんでしょうねぇ。

  3. 蒸し暑いこの頃に梅おろしは絶品ですね。名古屋までは、脚が伸ばせないので岐阜市界隈のうどん屋さんを探してみます。。

    1. きっと「梅おろし」に近い、或いはよく似たメニューが、あちらこちらのうどん屋さんに存在している気がします。

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