毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載⑥

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「滾々と湧き出でる清水」

神岡の町のあちこちで、湧き水の水屋を見かける。

写真は参考

高原川と山田川沿いの、14箇所以上の場所で、今も滾々と清水が24時間休む事無く湧き出でる。

大洞山の地下水脈が源泉とか。

大洞山はせっせと奥深い飛騨の名水を作り出し、町民の暮らしを支え続ける。

写真は参考

「旨い!本物の水ってこんな味なんだ。カルキ臭い水道水とは、温度や匂いも違う。う~んっ、それにしても旨い。もう一杯!」ってな感じで、思わず左手を腰に当て、何かのコマーシャルさながらに柄杓を突き出していた。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載⑥」への6件のフィードバック

  1. 山の清水は美味いでしょうね。西濃地方に私は住みますが、平野でも自噴水が多く見られます。いろいろなところに住みましたが、岐阜県は泉が多いと思いました。それだけでも、しっとりします。高橋治の「風の盆恋歌」は越中八尾が舞台です。神岡のすぐ近くです。この小説の出だしが、町を流れる水の音を情緒豊かに描いておられてそれだけで引っ張り込まれる趣が強い作品でした。不倫も昇華される格好な舞台だと思いました。

    1. 越中八尾の風の盆、ぼくもTVのロケでお邪魔したことがありました。
      夕方から雨が降り出しましたが、それもまたあの哀愁を帯びた胡弓の音にマッチし、趣がとっても感じられたものでした。

  2. 私の場合、なに何はともあれ「水」
    我が家は、毎月送られてくるウォーターサーバーの水
    美味しい富士山からの湧水だそうで・・多分?
    まぁ⤴普通の水道水を入っていても分からんと言えば
    分からんけどぉ ❢
    缶ビールよりペットボトルの水の方に手が出る。
    昔から言うでしょう!
    水も滴る良い男って・・
    自信はないけど、多分ワシの事やと思うよぉ ❢

    1. 水は命の源ですものねぇーっ。
      水も滴る男って・・・尿漏れパッドがそろそろ必要なんじゃありませんか?

  3. 暑い日には 涼やかですね。
    昔は井戸水でしたから 夏は冷たくて スイカを冷やしていました。

    1. 井戸水を盥一杯に張って、西瓜一玉を冷やすなんて、今にして思うと風情がありましたよねぇ。

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